2007年08月23日

「あと一人」から追いつかれるも、サヨナラ勝ち

[ 野球 ]

 千葉のマリーンズ対イーグルスは渡辺俊介投手と岩隈投手が先発。今日もズレータ選手は8番DH。また、ベニー選手と今江選手がスタメンから外れ、代わりに大松選手と堀選手がそれぞれ7・9番に入りました。
 マリーンズは初回に1死から三連打するも、後続がなく先制できません。一方、渡辺俊投手は3回まで無安打投球。ところが4回にこの回先頭の山崎武選手に38号ソロを打たれ、先制されてしまいます。

 しかしその裏、サブロー選手が渡辺直選手の失策で出塁すると、オーティズ選手の適時二塁打で同点に。さらに1死後に大松選手の内野安打を再び渡辺直選手が悪送球し、2・3塁に。ここでズレータ選手が昨日に続く適時打を放ち、勝ち越します。
 続く堀選手がスクイズを失敗するも、直後に適時二塁打を放ち、もう1点を追加します。マリンに強い岩隈投手ですが、今日は自責点ゼロながら、この回で降板となりました。
 5回以降、イーグルスの細かい継投の前に、追加点が取れません。しかし、渡辺俊投手は、8回までイーグルス打線を3安打4四死球1失点に抑えます。
 そして完投勝利をかけてマウンドに上がった9回、渡辺俊投手は1死から安打されます。そして2死を取って「あと一人」としますが、そこで憲史選手に右翼席に5号2ランを打たれ、追いつかれてしまいます。
 イーグルスは同点ながら、その裏から小山投手を起用し、三者凡退に抑えられます。そして10回表に復調した薮田投手が今日も三人で抑えます。
 するとその裏、先頭で途中出場の今江選手が安打を放つと、続くTSUYOSHI選手はバントの構えをしながら四球を選びます。続く早川選手は初球のバントがファウルに、そして2-1から打つものの二塁ゴロに。TSUYOSHI選手が二塁で封殺され、渡辺直選手が一塁に転送しますが、これがこの試合三つ目となる悪送球に。その間に今江選手が生還し、マリーンズが4対3でサヨナラ勝ち。小山投手は防御率0を維持しながらも今季初敗戦となっています。
 これでマリーンズは三連続カード勝ち越しとなり、クライマックスシリーズ進出マジック28も点灯しています。観客数は2万2千4百人ほどでした。

 福岡のホークス対ライオンズはスタンドリッジ投手と河原投手が先発。初回にライオンズが先制しますが、3回に松中選手の適時打で追いついたホークスが、さらに今日はスタメンマスク田上選手の7号2ランで勝ち越します。さらに6回には川崎選手の適時打で追加点。スタンドリッジ投手が6回途中まで5安打4四球ながら1失点で抑えた後は、継投で凌ぎ、最後は馬原投手が抑え、ホークスが4対1で勝利。ライオンズはこれで3位との差が6ゲームとなっています。観客数は3万1千8百人ほどでした。

 神宮のスワローズ対タイガースはグライシンガー投手と杉山投手が先発。杉山投手は2回にグライシンガー投手の適時打で先制されると、3回には今日一軍昇格のユウイチ松元選手に満塁本塁打を喫します。
 タイガースも5回に桧山選手の代打適時打で反撃しますが、一昨日のようにはいきません。逆に7回にユウイチ松元選手の2点適時打などで3点を追加され、8対1の大差に。グライシンガー投手はリーグ首位の13勝目、ユウイチ松元選手は4打数4安打6打点でした。観客数は2万2千5百人ほどでした。

 広島のカープ対ベイスターズは宮崎投手と三橋投手が先発。初回に内川選手の適時打でベイスターズが先制し、さらに新沼選手の今季1号などで追加点を挙げたベイスターズが6対2で勝っています。観客数は1万1千4百人ほどでした。
 東京ドームの読売対ドラゴンズは内海投手と川上投手の先発でドラゴンズが負けたようです。観客数は4万4千2百人ほどでした。

2007年08月23日 23:54