2007年08月22日

終盤を競り勝って3連勝

[ 野球 ]

 千葉のマリーンズ対イーグルスは小野投手と朝井投手が先発。今日は大松選手の打順と守備位置が代わった以外は、日曜と同じオーダーでした。
 小野投手は立ち上がりが悪く、いきなりの四球と安打で無死1・2塁とします。さらに重盗を決められ、それに失策が絡んで先制され、続く山崎武選手の犠飛でいきなり2点を失います。
 しかしその裏、前回完封された朝井投手に対し、TSUYOSHI選手と早川選手の連打に失策で無死2・3塁とし、福浦選手の内野ゴロの間に1点を返します。

 小野投手は2回以降も毎回のように安打は許しますが、失点には至りません。一方、2回以降は抑えられていた打線ですが、5回に朝井投手と高校同期の今江選手の二塁打を足がかりに、福浦選手の犠飛で同点に。さらに続く6回には、オーティズ選手との安打などで好機を作ると、今江選手が再び同期対決を制して適時打を放ち、ついに逆転に成功します。
 やっと勝ち投手の権利を得た小野投手ですが、直後の7回表に草野選手の6号ソロで追いつかれます。
 しかしその裏、二番手の渡辺恒投手から、早川選手の二打席連続死球を足がかりに、サブロー選手の二塁打するとで再び勝ち越し。続くオーティズ選手にも適時二塁打が出ます。
 直後の8回表は薮田投手が土曜日に続いて三者凡退に。するとその裏、下位で作った好機に1番からの三者連続適時打で3点を取ってダメ押し。こうなると、セーブがつかない事もあり、9回は荻野投手が登板し、これまた三者凡退に。終わってみれば8対3の快勝で、マリーンズが3連勝を達成しています。観客数は1万9千3百人ほどでした。

 札幌のファイターズ対合併球団は武田勝投手と平野佳投手が先発。初回にファイターズが失策がらみで先制すると、その後投手戦になるという、ファイターズにとっては一昨日と正反対の展開に。その後、ともに走者は出るものの、得点には結びつかず、そのまま1対0でファイターズが勝利。武田勝投手は8回途中まで無失点で、成瀬投手との防御率の差を0.17にまで迫っています。観客数は1万7千7百人ほどでした。
 福岡のホークス対ライオンズは和田投手と岸投手が先発。2回に松中選手の15号ソロでホークスが先制し、さらに失策・捕逸もあってこの回計4点。さらに6回にも2点を追加します。一方、和田投手は8回を7安打2四球ながら、何度も危機を凌いで無失点。6対0でホークスが勝っています。観客数は3万1千7百人ほどでした。

 神宮のスワローズ対タイガースは松岡投手とジャン投手が先発。ジャン投手は立ち上がりから調子がおかしく、いきなり3失点。さらに2回にはラミレス選手に19号2ランを喫した後、プロ野球記録となる年間通算12ボークを達成し、さらに武内選手の頭にぶつけ、危険球退場。そして緊急救援の桟原投手が2点適時打を打たれ、2回裏で7対0の大差となってしまいます。
 これで序盤にて試合が決まったかと思いきや、3回に鳥谷選手の7号2ランでタイガースは反撃し、続く4回には桧山選手が今季2号となる満塁本塁打を放って1点差とし、さらにシーツ選手に適時打が出て7点差を追いつきます。
 そして5回には矢野選手の6号ソロでついに逆転。一方、3回から登板の江草投手が6回まで1安打1四球で無失点救援。そして7回からはいつもの継投で0点に抑え、8回にダメ押ししたタイガースが9対7と大逆転勝ちしています。観客数は2万2千2百人ほどでした。

 東京ドームの読売対ドラゴンズは高橋尚投手と山井投手が先発。山井投手は立ち上がりに3四死球で自ら無死満塁とし、適時打で先制されますが、その1点に抑えます。
 すると直後の2回表に英智選手の2試合連続となる2号ソロでドラゴンズが同点に。そして4回にはウッズ選手の31号で勝ち越し、6回には中村紀選手の14号ソロで追加点を挙げます。
 2回以降は好投した山井投手が6回を2安打1失点で抑えるなど、5人の継投で読売を計4安打に抑えます。ドラゴンズはその読売を下回る3安打ながら、それが全て本塁打に。その結果、ドラゴンズが3対1で勝っています。観客数は4万3千3百人ほどでした。
 呉で行われたカープ対ベイスターズは小山田投手と寺原投手が先発。4回に打者12人を送り込んだベイスターズが一挙8点を先制。その後、カープも反撃しますが、この大量点が大きく、9対4でベイスターズが勝っています。観客数は1万3千人ほどでした。

2007年08月22日 01:16