2007年08月01日

序盤の大量失点で、7月を7勝12敗で終える

[ 野球 ]

 千葉のマリーンズ対イーグルスは吉井投手と岩隈投手が先発。今日は福浦選手が三番に戻り、八番には大松選手が入るなど、土曜とほぼ同じ打順で臨みました。
 移籍後三度目の登板となった吉井投手ですが、今日も1死から連打され、山崎武選手は打ち取ったものの、リック選手に先制打を喫します。
 続く2回は無失点に抑えた吉井投手ですが、3回には礒部選手に2点適時打で追加点。続く四回も内野安打二つで1・3塁とされた後に渡辺直選手に適時打されて降板となってしまいました。さらに40代継投で登場した小宮山投手も打たれてしまい、5回までで8対0と大差になってしまいます。

 一方、打線は初回の1死1・2塁、2回の無死1・2塁を逃すなど、岩隈投手を攻略できず、5回まで4安打2四球ながら0点に抑えられます。しかし6回に安打と四死球で無死満塁とし、1死後に大松選手が1・2塁間にいい当たりを放ちますが、高須選手に好捕され、1点こそ入るものの二死に。しかし、続く今江選手が2点適時打を放って計3点を返します。
 続く7回も継投陣相手に二死無走者から満塁とし、里崎選手が中前に落ちる2点適時打を放ち、3点差まで迫ります。
 しかしその裏、前の回は三人で抑えた薮田投手が。これまた二死無走者から1・2塁とし、リック選手の2点適時二塁打と失策で3点を追加され再び大差に。9回はサブロー選手の7号2ランが出て、さらにここで登板の小山投手から無死1・2塁としますが、反撃もそこまで。11対7でイーグルスが勝ち、再び最下位から脱出しています。
 一方のマリーンズはこれで7月は7勝12敗と貯金を5つも減らしました。ただ、7月に負け越したのは昨年も一昨年も一緒です。しかしながら、一昨年は8月に貯金を増やし、昨年は8月に負けがこんで脱落しました。というわけで、明日からは勝負の月になります。
 観客数は3万16人。これは全試合自由席で1,500円(フィールドウイングシートは除く・FC会員は1,000円)で、ビール半額の「ビアスタジアム」の効果です。ただ、この全席自由席企画、一昨年から始まり、これで6戦6敗となってしまっています。

 福岡のホークス対合併球団は和田投手と平野佳投手が先発。初回にホークスが松中選手の適時打で先制し、さらに満塁から最近絶好調のブキャナン選手が走者一掃の適時二塁打を放ち、初回に4得点。さらに2回には多村選手の適時二塁打で追加点を挙げ、3回途中で平野佳投手をKOします。
 その後は合併球団の継投陣が好投し、和田投手からも3点を返しますが、最後は馬原投手が抑え、5対3でホークスが7連勝で同率首位に。和田投手はデビューから5年連続二桁となる10勝目を挙げています。観客数は3万2千5百人ほどでした。
 所沢のライオンズ対ファイターズは岸投手とグリン投手が先発。0対0で迎えた4回に和田選手の安打を足がかりに、栗山選手の適時打でライオンズが先制します。一方、岸投手はファイターズ打線を4安打に。8回に追加点を挙げたライオンズが2対0で勝利。岸投手は今季二度目の完封で7勝目を挙げています。観客数は1万1千9百人ほどでした。

 甲子園のタイガース対スワローズは杉山投手と石井一投手が先発。2回に桜井選手の適時打で先制したタイガースが内野ゴロと関本選手の適時打で、一気に3点を挙げます。
 一方、4回まで無安打に抑えていた杉山投手ですが、5回に初安打された後満塁とし、真中選手の代打適時打と田中浩選手の2点適時打で追いつかれてしまいます。
 続く6回は、中三日と休養十分(?)のためか早々と久保田投手を投入。するとその裏、2死から林選手が三塁打を放ち、四球の後に矢野選手が勝ち越し適時打を放ちます。
 久保田投手が2回を抑えた後は、ウイリアムス投手・藤川投手の必勝リレーでその点差を守りきり、4対3で勝っています。観客数は4万2千5百人ほどでした。

 広島のカープ対ドラゴンズは黒田投手と山井投手が先発。ところが黒田投手は初回に打球を足に当ててしまい、2回にウッズ選手に本塁打された後も投げ抜きますが、結局2回で降板となってしまいます。
 その裏、カープは四球から四安打と失策もあり、一気に3点を取って逆転。しかし、なおも続く無死満塁から追加点を挙げられません。
 ドラゴンズは5回に1点を返し、さらに9回、前の回途中から登板の永川投手から、李選手の適時内野安打で追いつきます。そして10回に、ドラゴンズの新井選手が代打適時打を放つとこれが決勝点に。その裏は岩瀬投手が抑え、4対3で延長戦を制したドラゴンズが首位に復帰しています。観客数は1万2千4百人ほどでした。
 長野のベイスターズ対読売は工藤投手と金刃投手が先発。1対1で迎えた3回に2死から安打と四球で好機を作ったベイスターズが佐伯選手の2点適時打で勝ち越します。工藤投手は6回途中で筋肉の張りが出て降板しますが、8安打ながら無四球で1失点。その後も追加点を挙げたベイスターズが5対1で勝っています。観客数は2万6千8百人ほど。これでセリーグは首位ドラゴンズから4位タイガースまでが3.5ゲーム差の混戦となっています。観客数は2万6千8百人ほどでした。

2007年08月01日 00:53