2007年06月28日

平下選手と吉井投手のトレードが発表

[ 野球 ]

 リーグ戦再開の前日となる今日、マリーンズの平下選手と合併球団の吉井選手のトレードが発表されました。平下選手は四度目のトレード。前回に続いてのシーズン中の移籍となりました。
 今季は一軍出場はほとんどありませんでしたが、マリーンズファンはもちろん、交流戦の甲子園で打席に立った時も移籍してから3年近くたっているにも関わらず、タイガースファンから拍手をもらったほど。派手さはないですが、ファンに好かれる選手でした。昨年の、一度落としかけた飛球を地上に落ちる前に取った、という守備とが特に印象に残っています。
 移籍は残念ですが、慣れ親しんだ関西で、新たなる活躍をしてもらいたいものです。あと、札幌でマリーンズ戦を観戦し、「札幌限定応援歌」を歌う、という私のささやかな夢の実現はほぼ不可能になってしまいました。その点でも残念に思っています。

 一方の吉井投手は大ベテラン。メッツ時代以来のバレンタイン監督でのプレーとなりました。今季は開幕当初は好投するも援護がなくて白星がつかないうちに、だんだんと調子を崩していった感がありました。先日、「先発をできるところにトレード志願」と聞いたときは、「まさか先発が揃っているマリーンズはないだろう」と思っていただけに、少々驚いています。
 しかし、月曜に打球を当てた久保投手が骨折で全治六週間との事なので、早くもその先発機会がまわってきそうな感じです。移籍後初登板は、7月3・4の古巣相手あたりになるのでしょうか。おそらくはこれが最後の所属球団になると思われますが、ぜひとも長いプロ野球人生の集大成をマリーンズで達成してほしいものです。
 あと、マリーンズは来期の一次キャンプを、大嶺投手の故郷でもある石垣島で行うことも発表しています。

2007年06月28日 21:29