2007年05月23日

継投陣が打たれて逆転負け

[ 野球 ]

 千葉のマリーンズ対ドラゴンズは小野投手と小笠原投手が先発。今日は左の小笠原投手相手にも関わらず、スタメンマスクは橋本選手でした。昨日はフル出場した里崎選手ですが、まだ完治はしていないようです。また、対左ということもあって、早川選手に代わって竹原選手がスタメンとなっています。また、今江選手もスタメンから外れ、2番には堀選手が入りました。
 1回裏、1死から堀選手が二塁打を放つと、続く福浦選手の連続二塁打で、今日もマリーンズが初回に先制します。一方、小野投手は3回まで無安打に抑えましたが、4回に立浪選手と福留選手の連打で無死2・3塁とされ、続くウッズ選手の犠飛で追いつかれます。

 直後の4回裏、1死から青野選手が長打性の当たりを放ちますが、二塁直前でタッチアウト。すると、続く竹原選手が二塁打を放つという、やや割りの悪い攻撃で、勝ち越せません。
 小野投手は7回まで三者凡退が5回と、7回を3安打2四球1失点と、4回以外はほぼ完璧に抑えます。するとその裏、2死無走者から橋本選手が三塁打を放つと、続くTSUYOSHI選手の適時打でマリーンズが勝ち越します。
 こうなるとあとは2回を継投で逃げ切る所ですが、二番手の藤田投手が先頭の代打・英智選手を歩かせると、続く李選手はバントを失敗した後に内野安打を放たれ、無死1・2塁で降板となります。ここで薮田投手が上がりますが、谷繁選手は打ち取ったものの、続く井端選手に適時二塁打を打たれて追いつかれ、続く立浪選手の二塁ゴロを堀選手が失策して逆転されます。
 さらに9回にも2点を追加され、5対2に。9回裏は岩瀬投手相手にベニー選手が粘って安打するものの、後続がなく、そのまま敗れています。相手を上回る10安打1四球と走者が出たものの2点しか取れず、好投の小野投手を援護しきれませんでした。一方のドラゴンズは首位に返り咲いています。観客数は2万人ほどでした。

 福岡のホークス対タイガースは和田投手と下柳投手が先発。初回に金本選手の適時二塁打で先制したタイガースが、続く2回には林選手の適時打で追加点を挙げます。下柳投手は4回にアダム選手に6号ソロを打たれますが、6回途中までその1点のみに抑えます。そして、6回2死1塁で先ほど本塁打を打たれたアレン選手のところで、久保田投手を投入し、ここを抑えます。
 すると直後の7回にシーツ選手の適時打でタイガースが追加点。そこからはタイガースはいつもの継投でホークス打線を抑え、3対1で勝っています。観客数は3万2千1百人ほどでした。

 札幌のファイターズ対読売はダルビッシュ投手と金刃投手が先発。一度先発を飛ばし、中12日で先発のダルビッシュ投手ですが、今日も立ち上がりが良くなく、2点を失います。
 しかしその裏、2死無走者から稲葉選手が安打すると、牽制悪送球と四球で1・3塁に。ここで五番に入った小谷野選手の適時三塁打で追いつくと、続く6番に入った田中幸選手が5号2ランで、ファイターズが一気に逆転します。
 ダルビッシュ投手は2回以降は立ち直り、3度ほど先頭打者に安打されるもののいずれも後続を打ち取ります。結局9回を6安打無四球2失点に抑え、今季5度目の完投勝利。ファイターズは4連勝で勝率5割に戻し、3位ライオンズとの差を1に縮めています。観客数は4万1千2百人ほどでした。

 仙台のイーグルス対スワローズは田中投手と石井一投手が先発。今日は田中投手の立ち上がりが悪く、初回、2回と適時打を打たれ、3回に安打を四死球で満塁としたところで降板となります。しかし、続く朝井投手が好投。7回まで2安打無失点で抑えます。一方、3回に礒部選手の適時打で追いついたイーグルスは8回に憲史選手の代打適時打でついに勝ち越します。
 ところが9回に登板の福盛選手がラミレス選手に5号2ランを打たれて逆転。しかしその裏、イーグルスも高津投手を打って追いつきます。そして延長に入った11回裏、2死2塁から高須選手にサヨナラ打が出てイーグルスが5対4で勝ちました。観客数は1万8千2百人ほどでした。
 所沢のライオンズ対ベイスターズは岸投手と工藤投手が先発。2回にベイスターズが3連打で先制。さらに4回には藤田選手の適時二塁打で追加点を挙げます。ここまで4回の先発でいずれもKOされている工藤投手ですが、今日は6回を4安打1四球で無失点に抑えます。その後、三番手の川村投手が1点を失ったものの、最後はクルーン投手が抑えて2対1でベイスターズが勝利。工藤投手は移籍後初勝利、ベイスターズは連敗を8で止めています。観客数は1万2千7百人ほどでした。
 大阪ドームの合併球団対カープは吉井投手と青木高投手が先発。3回までに5点を取ったカープが試合を優位に進め、8回にも2点を追加して7対3とします。ところがその裏、この回から登板の梅津投手が2死満塁とします。ここでカープは永川投手を投入しますがこれが大失敗。後藤選手の適時二塁打で2点差とされ、さらに9回には四球三つで満塁にした後、ラロッカ選手の適時二塁打で追いつかれます。
 そして試合は延長戦に。ともに走者は出しますが、決め手がなく、そのまま7対7で引き分けとなっています。試合時間は5時間4分、観客数は1万5千人ほどでした。

2007年05月23日 23:59