2007年03月29日

田中投手、プロ初登板初先発も2回KO

[ 野球 ]

 今日のパリーグは2試合。福岡のホークス対イーグルスは、ガトームソン投手と田中投手が先発。田中投手はプロ初登板初先発です。しかし、初回に松中選手に適時二塁打を打たれ、あっさり先制されます。しかし、前回の対戦でガトームソン投手に無安打無得点を喫した打線が、直後の2回、下位打線の連打などで一挙に3点を奪ってすぐさま逆転します。
 ところがその裏、2死1塁から安打と四球でホークスが満塁とし、川崎選手の適時打で追いつくと、多村選手に2点適時二塁打が出て、ホークスがあっさり逆転。ここで田中投手はKOとなりました。

 さらに二番手のインチェ投手から、松中選手が2打席連続の適時打を挙げ、この回一挙5点を取ります。
 ところが直後の3回表、失策もあってイーグルスが1安打で2点を返します。さらに続く4回には鷹野選手に本塁打が出て、イーグルスが6対6の同点とし、田中投手の黒星を消しました。
 その後、6回にホークスが勝ち越しますが、直後の7回に、この回から登板の柳瀬投手に対し、2死から連続二塁打が出てイーグルスが再び追いつきます。
 その後は両チームの継投陣が抑え、同点のまま9回裏に。前の回から登板の牧野投手は、3・4番を抑えますが、そこから小久保選手が内野安打を放つと、続く柴原選手が右翼席にプロ初のサヨナラ本塁打となる1号2ランを放ち、9対7でホークスが接戦にけりをつけました。これでホークスは4連勝となっています。観客数は3万人ほどでした。

 神戸の合併球団対ファイターズはセラフィニ投手とスウィーニー投手が先発。2回にローズ選手のソロで先制すると、4回にも2打席連続本塁打で合併球団がリードを広げます。一方、セラフィニ投手は毎回のように走者を出しますが、昨年多かった四球は1つだけで8回途中まで無失点。その裏、合併球団が大量点を追加して計8点。一方、ファイターズは9回に内野ゴロの間に1点を返すのがやっとで8対1で合併球団が勝っています。なお、8回無死満塁から大引選手の放った長打を、外野席の観客がグランド内にグラブを差し出して「ダイレクトキャッチ」をしてエンタイトル二塁打にしたり、9回に電光掲示板が故障するなど、珍事も続発していました。観客数は1万1千5百人ほどでした。

2007年03月29日 23:41