2006年09月22日

マリーンズ二軍、負けはするもの、イースタンV2

[ 野球 ]

 川崎市で行われた二軍戦の読売二軍対マリーンズ二軍は三木投手と戸部投手が先発。今日は携帯公式サイトでのメール中継がありました。勝てばイースタンV2となるマリーンズ二軍ですが、戸部投手は好投するものの、援護がありません。そして投手戦となった6回表に守備の乱れもあって無死満塁とされ、適時打で2点を先制されます。さらに7回にも1点を追加され3対0に。
 8回まで無得点に抑えられてきたマリーンズ二軍も9回に先頭の井上選手の本塁打と垣内選手の代打適時打という、二軍らしからぬ点の取り方で1点差に迫りますが、後続が抑えられ、2対3で敗戦。しかし、2位のスワローズがシーレックスに敗れたため、マリーンズ二軍の2年連続優勝が決まりました。30日で山形でタイガース二軍とのファーム日本選手権が行われます。

 仙台のイーグルス対ライオンズは牧野投手と松永投手が先発。1回裏、先頭の飯田選手が安打で出塁すると盗塁。そして得点圏打率の高い高須選手の適時二塁打が出てイーグルスが先制します。一方の牧野投手は序盤は毎回走者を出しますが、要所は締めます。特に中軸の3・4・5番は合わせて1安打に抑えました。そのまま7回まで無失点。打線は2回以降2安打に抑えられましたが、8・9回を福盛投手が抑え、1対0でイーグルスが勝利。最下位脱出へ望みをつなぐと同時に、ライオンズの自力優勝を消しました。観客数は1万2千4百人ほどでした。
 神宮のスワローズ対ドラゴンズは石井一投手と川上投手が先発。3回にウッズ選手の満塁本塁打で先制したドラゴンズが7回にも4点を追加し、9点を取って大差に。川上投手は6回まで1安打投球。7回に1点を返されましたが、16勝目を挙げ、ドラゴンズが9対1で勝ってマジックを12としています。観客数は2万5百人ほどでした。
 広島のカープ対ベイスターズは佐々岡投手と牛田投手というベテランと若手の対決。佐々岡投手は3回に3安打されて1死満塁とされますが、ここを凌いでその後も無失点。一方の牛田投手は6回まで1安打にカープ打線を抑えますが、7回に1死満塁とし、代打・前田選手の内野ゴロでカープが先制。結局これが両チーム唯一の得点となり、カープが1対0で勝っています。観客数は7千6百人ほどでした。
 ところで、合併球団のグラボースキー選手の退団が決定しました。まあ、打率1割5分を切って通算13安打4本塁打7打点では仕方ないでしょう。ただ、面白いのがそのうち、3安打2本塁打4打点が対読売戦なのです。ちなみに対読売の打率は5割です。おかげで、交流戦で圧倒的最下位と対セリーグでやられまくっていた合併球団が球界の盟主(死語)相手に5分の成績を残せたわけです。12球団中で2番目に合併球団が嫌いな私としては、これほど有難い選手はいませんでした。いろいろな意味で惜しい選手を失ったものだと思っています。

2006年09月22日 23:56