2006年07月19日

タイガース、投手戦を制して前半戦最終戦を飾る

[ 野球 ]

 今日も雨で千葉のマリーンズ対イーグルス・神宮のスワローズ対カープ・横浜のベイスターズ対ドラゴンズは中止でした。
 甲子園のタイガース対読売は福原投手と上原投手が先発。投手戦となり、福原投手は4回まで無安打投球。上原投手も5回まで1安打と、ともに快調におさえていきます。そして0対0のまま迎えた8回裏、先頭の鳥谷選手がチーム4安打目となる二塁打を放つと、続く矢野選手が犠打で送ります。すると続く関本選手が犠飛を放ち、ついに均衡が破れます。
 そして9回表は藤川投手が登板。連続三振の後、李選手には2-3から四球を出しましたが、続くアリアス選手を三球三振に打ち取り、3三振で10セーブ目を挙げています。
 これでタイガースは首位ドラゴンズと1.5ゲーム差でオールスターを迎える事になりました。観客数は4万8千5百人ほど、試合時間は2時間13分でした。

 福岡のホークス対ライオンズは神内投手と西口投手が先発。0対0で迎えた4回表、前日の大逆転を呼ぶ失策をしてしまった高山選手が汚名返上の1号ソロを放つと、さらに赤田選手にも1号ソロが出てライオンズが2点を先制します。
 さらに6回には江藤選手の通算1500本安打となる二塁打を足がかりに、細川選手の適時内野安打で3点目。さらに福地選手にも安打が出ますが、これは山崎選手の好ブロックもあって二塁走者が本塁アウト。そしてこの判定に怒った伊東監督が審判を小突いて退場になってしまいます。
 その裏、ホークスは先頭の柴原選手が安打で出塁し、続く松中選手の適時二塁打で1点を返します。さらに安打と死球で1死満塁と逆転機を作ります。そして城所選手・大道選手と代打攻勢をかけますが、ここは西口投手が連続三振で凌ぎます。
 以下、ライオンズは三井投手、そして昨日失敗した石井貴投手がこれまた汚名返上の好救援。そして9回は小野寺投手が1安打されたものの最後は抑え、3対1でライオンズが勝っています。
 これでパリーグのほうは首位と2位の差が2.5ゲームでオールスターを迎える事になっています。観客数は2万8千1百人ほどでした。

2006年07月19日 22:49