2006年05月29日

カープ、延長12回で勝ち越す

[ 野球 ]

 今日は雨天順延になった仙台のイーグルス対カープ戦のみが行われました。先発は朝井投手とロマノ投手でしたが、朝井投手は立ち上がりに四球を連発。1死満塁から前田選手に2点適時打を喫し、この回で降板となりました。一方、中心選手の礒部選手が試合前の怪我で欠場したイーグルスはロマノ投手の前に3回まで無安打。さらに連続本塁打など絶好調のフェルナンデス選手が、足を痛めて途中退場してしまいます。
 しかし3回に無死1・3塁から、新井選手が連続失策をおかし、イーグルスが同点に。5回に嶋選手の8号ソロでカープが勝ち越しますが、6回に憲史選手の適時二塁打でイーグルスが再び追いつきます。ロマノ投手はイーグルス打線を4安打に抑えましたが、失策もあって計3失点でこの回で降板しています。

 一方、イーグルスは小刻みすぎる継投。2回から登板の二番手の藤崎投手は5回途中まで投げましたが、一昨日の勝利投手である川井投手が三番手に登板し、一人だけ投げて降板します。その後も細かい継投を続け、8回途中で小倉投手が登板した時点で、同点にも関わらず、残る投手は三人しかいません。にも関わらず、9回2死から登板の河本投手が四球を出すと福盛投手を投入します。
 その甲斐あって9回まで13安打されながら3失点で抑えます。しかし、打線がカープの継投の前に抑えられ、6回の憲史選手の適時打以降は無安打。8回以降は走者すら出せません。
 そして福盛投手は11回まで無安打で抑えたものの、12回から登板の谷中選手が末永選手に左翼を越える適時二塁打を打たれます。続く森笠選手の安打で本塁突入した末永選手は、牧田選手の「レーザービーム」でアウトにし、1点差にとどめますが、カープには大きな勝ち越し点が入りました。
 そして10回から登板し、走者を出さなかった永川投手がその裏も3人で抑え、今季初勝利を挙げています。観客数は1万4百人ほどでした。
 それにしても、万が一12回に谷中投手が打球を受けたりして登板不能になったら、誰を出すつもりだったのでしょうか。ちょっと気になりました。

2006年05月29日 23:53