2006年05月20日

8連勝で単独首位に

[ 野球 ]

 津田沼パルコで当たったタダ券を使ってマリンスタジアムにマリーンズ対ドラゴンズ戦を見に行きました。場所はSS席のネット真後ろで後ろから二番目でした。この近辺はシーズン予約が多いのか、上席にかかわらず空席がかなりありました。我々の座った前の列も人がいなかったのですが、試合が始まってしばらくすると、ブログでも大人気の今江選手の奥さんがお子さんを抱っこしてそこに座りました。どうやら、関係者は空席があれば好きに座れるようです。ちなみにその昨日のサヨナラのヒーローである今江選手でしたが、今日は休養日なのか最後まで出番がありませんでした。
 また、今日はドラゴンズのマスコット3体に加え、ナゴヤドームのチアガールである「チアドラ」もマリンに来てダンスを披露。また、5回裏のグランド整備時には、「マスコット対抗のベースランニングリレー」も開催されました。
 試合のほうは清水直行投手と朝倉投手が先発。初回はともに2死から二塁打を打たれ、2回は三者凡退、3回は無死から走者を出すが後続を抑えると、3回まで、非常に似たような投球内容で序盤は0対0で終わります。

 続く4回表、清水直投手は3番から始まる打線から簡単に二死を取ります。ところが続くアレックス選手は左翼方向に大飛球。行ったかとも思いましたが、最大14mの本塁方向の強風のおかげでベニー選手のグラブにおさまり三者凡退となります。
 その裏、マリーンズは1死から大松選手が三振しますが、この球が大きくそれます。一瞬、「バットを止めた」みたいなアピールを動作でしていた大松選手ですが、この捕逸を見てスタート。一気に二塁に達する「振り逃げ二塁打」となります。続く平下選手が本日二本目の安打を左前に落として1・3塁に。渡辺正選手の内野ゴロで三塁走者がアウトになって2死1・2塁に戻りましたが、続く西岡選手の一塁ゴロをウッズ選手がミットに当てて後ろに弾く失策。その間に二塁走者の平下選手が一気に生還し、マリーンズが先制しました。
 続く5回裏、先頭の福浦選手が二塁打で出塁すると、ベニー選手が一・二塁間を抜いてつなぎ無死1・3塁に。ここでフランコ選手が二塁手の左をギリギリで抜く適時打を放って2点目を挙げ、なお無死1・2塁とします。
 するとベンチはまず橋本選手に犠打で1死2・3塁に。さらに続く大松選手は初球をスクイズ。捕手前に転がり、ベニー選手は生還。なんとバント二つで3点目を奪いました。
 清水直投手は、5回に安打と四球で2死2・3塁として井端選手を迎えますがこれを抑え、7回の2死1・2塁も代打・高橋光選手を抑え、得点を許しません。そして8回裏、2死1塁からスタメン三塁の渡辺正選手が右中間を抜く適時三塁打を放ち、続く西岡選手も左翼頭を越える二塁打でダメ押しの2点を挙げます。
 9回表は4番からでしたが、清水直投手の調子は衰えず、簡単に二死を取ります。そして最後は昨年のマリンで打ち込まれ、今日も2安打と相性の悪い井上選手を三振に打ち取って試合終了。4安打3四死球の今季初完封で4勝目を挙げました。
 これでマリーンズは8連勝。ファイターズが敗れたため、単独首位となっています。また、試合終了後は先週に続いてステージでバレンタイン監督がファンとダンスを披露。さらに、幕張メッセで興業を行う予定がある新日本プロレスのライガー選手も始球式に続いて登場。チアガールのボンボンを持って監督と踊っていました。観客数は2万3千3百人ほどでした。

 甲子園のタイガース対合併球団は福原投手と川越投手が先発。今季初登板となった福原投手ですが、初回に四球を出した後、6回まで完璧に抑える無安打投球を見せます。対する川越投手も5回を2安打と投手戦に。そして6回裏、1死2塁からシーツ選手の3試合連続となる適時打でタイガースが先制します。
 ところが7回表、先頭のガルシア選手に初安打されると、続く中村選手が7号2ランを放って逆転。そのまま9回裏になり、合併球団は当然ながら大久保投手が登板。しかし先頭の金本選手が4号ソロを放ち、タイガースが追いついて延長となります。
 そして10回裏、五番手の萩原投手が四球を出した後、関本選手に頭部死球をぶつけ、危険球退場となります。ちょうどこの時マリンから帰宅してTVをつけたのですが、緊急登板の本柳投手からシーツ選手が左翼席に9号サヨナラ3ランを放ち、5対2でタイガースが勝ちました。シーツ選手は今週3試合で8打点。ちなみにチーム全体で9得点です。これで合併球団は6連敗となっています。観客数は4万8千5百人ほどでした。
 広島のカープ対ファイターズは黒田投手と江尻投手が先発。0対0で迎えた5回にカープが黒田投手のスクイズせ先制した後、連続本塁打で計4点を取ります。黒田投手は終盤に3点を取られましたが、完投で4勝目。観客数は2万1千人ほどでした。
 横浜のベイスターズ対ライオンズは三浦投手と西口投手が先発。1・2回にソロ3本でベイスターズが3点リードします。そして4対1で迎えた7回裏、久々に一軍復帰の大沼投手が先頭の三浦投手を歩かせたのを筆頭に3四球で降板。このもらった好機にベイスターズは押し出しと適時打で4点を取ってダメ押し。さらにその途中で急に雨が降り、そのままコールドとなり、8対1でベイスターズが勝ちました。ライオンズは3試合連続の降雨コールドです。観客数は1万2千9百人ほどでした。

 ナイターは2試合。仙台のイーグルス対読売は一場投手と工藤投手が先発。初回にイーグルスが工藤投手の立ち上がりを攻めて2点を先制します。一場投手は3回に失策から1点を失いますが、5回まで3安打に読売打線を抑えます。ところが6回には李選手、7回には矢野選手とソロ2本で追いつかれてしまいました。
 工藤投手は6回3失点で降板。イーグルスは追いつかれた直後の7回裏に、久保投手から1死3塁から敬遠と四球で満塁としますが、リック選手が打ち取られます。
 一場投手は8回まで3失点ながら5安打無四球。ところが9回、李選手に本日初の四球を出すと、続く高橋投手が安打。小久保選手の犠打と四球で満塁とした後、矢野選手が勝ち越し適時打を放ちます。さらに二番手の河本投手が押し出し四球を出し、読売が2点を勝ち越します。
 ところがその裏、読売は豊田投手を投入しますが、鉄平選手と礒部選手の安打で1死1・2塁に。そして続くフェルナンデス選手が初球を左翼席に逆転サヨナラ3ランを放ち、6対5で勝ちました。イーグルスのサヨナラ本塁打は球団創設以来初めてです。観客数は2万1千人ほどでした。
 神宮のスワローズ対ホークスは雨のため、18時50分の開始。先発は藤井投手と寺原投手でした。初回にラミレス選手の「風がなければ3ラン」という犠飛でスワローズが先制し、2回にもリグス選手の10号3ランで加点します。ホークスも中盤に反撃しますが、スワローズがそれ以上の追加点を挙げ、14対2で大勝しています。観客数は2万人ほどでした。

2006年05月20日 23:16