2006年03月17日

WBC、日本、まさかのベスト4進出

[ 野球 ]

 アメリカ対メキシコ戦は、何と2対1でメキシコが勝利。アメリカ先発のクレメンス投手は5回2失点ながら敗戦投手に。さらに、試合後に引退を表明したそうです。
 このため、3チームが1勝2敗で並んだ結果、失点率の差で日本が準決勝進出を決めました。昨日も書いたように、勝てば準決勝進出のアメリカと、「延長13回で3対0の勝利の時のみ準決勝進出」という実質的に終了しているメキシコの試合ですので、アメリカが勝つものだと思っていたので、この結果にはかなり驚きました。
 もっとも、野球に関わらずどんな勝負事においても、「勝てば次はどうなるか」などを意識する以前の問題として、「目の前の戦いに最善を尽くす」というのは選手として当然な事です。そんな基本中の基本も分からずに、「メキシコは負けるに違いない」と思った自分は、メキシコチームに対してかなり失礼だった、と今にして気づきました。猛省しています。

 いずれにせよ、日本は準決勝進出。19日に決勝進出をかけて三たび韓国と戦う事となりました。それにしても、16ヶ国が参加する大会で7試合やって、うち3試合が同じ国、というのは変な話です。こうやって見ると、この大会の運営の奇妙さを改めて感じますが、まあ次回以降の課題にしてもらいたいものです。
 それはともかく、19日に負けた日は、「向こう30年は韓国には手を出せない」という雰囲気になりかねません。是非とも勝って決勝に進出してほしいものです。

2006年03月17日 23:53