2005年10月01日

岩瀬投手、セーブの日本新記録を達成

[ 野球 ]

 優勝が決まってから2試合目ですが、「タイガースフィーバー」は相変わらず。13時頃に千駄ケ谷駅前に行ったら、神宮球場の係員が「本日の券は全て売り切れました」という看板を持って立っていました。その時は「あれ、今日はデーゲームだったっけ」などと思っていたのですが、確認してみるとナイター。夕方、再び駅に行った時も、係員は立っていました。
 試合のほうはゴンザレス投手と安藤投手が先発。家族の病気で急遽登録抹消となった安藤投手は、久々の登板となりました。今日のタイガースは3番に林選手、6番に喜田選手を入れるというやや余裕のオーダー。しかし初回、その林選手の安打でつなぎ、中軸の連打で2点を先制します。さらに中盤に追加点を挙げ、7対0としますが、6回裏にそれまで4安打無失点だった安藤投手が2死無走者から死球をはさんでの5連打を喫し、一挙に6点を返されます。
 そして今日も「いつもの三人」はお休みでしたが、今日は二番手の能見投手が好投。2回を無失点で抑えます。シリーズでも中継ぎでの起用があるのでしょうか。そして9回表には檜山選手の代打2点適時打などで3点をダメ押しし、結局10対5と大勝しました。観客数は3万2千人ほどでした。

 東京ドームの読売対ベイスターズは西村投手と土肥投手が先発。3回まで無安打だったベイスターズ打線でしたが、4回に中軸の4連打で3点を先制。さらに1点差に迫られた直後の7回表には2点を追加して突き放し、9回にも3点をダメ押し。クルーン投手を出すまでもなく、9対3で快勝しました。これで読売の5位が決まっています。土肥投手は9勝目、うち7勝が読売戦という極端ぶりです。観客数は4万7百人ほどでした。
 デーゲームで行われたナゴヤドームのドラゴンズ対カープは石井投手と大竹投手が先発。6回に逆転したドラゴンズが7回に3点を追加して4点差に。しかし、作ったかのように8回にカープが1点を返して、3点差とセーブがつく局面で9回表になります。ここで、昨日日本タイ記録の45セーブ目を挙げた岩瀬投手が登板。2安打されたものの、無失点に抑え、日本新記録となる46セーブ目を挙げました。また、二番手の中里投手がプロ初勝利を挙げています。一方、カープは12年ぶりとなる最下位が決まっています。観客数は3万2千5百人でした。

2005年10月01日 23:37