2005年07月03日

11安打2得点でまた連敗

[ 野球 ]

 千葉のマリーンズ対ライオンズは小林宏之投手と松坂投手が先発。初回にいきなり和田選手の2ランで先制されます。その裏、マリーンズも同じ三番の福浦選手の適時打で1点返したものの、それだけで同点には追いつけません。
 そして3回表、1・2番を簡単に打ち取りますが、そこから和田選手・カブレラ選手・フェルナンデス選手の中軸に3連打され、2点を追加されます。
 松坂投手はさほど良さそうに見えず、実際、毎回のようにマリーンズ打線は安打を放ちますがつながりません。4回にサブロー選手の適時打で1点は返したものの、他の回は走者は出しても、その後が続きません。6回裏の1死2・3塁も生かせず、逆に直後の7回表に1点を追加されます。結局松坂投手に11安打を打ちながら、2点しかとれず無四球12三振で完投されて負けました。
 交流試合までの前半戦に連敗は3回しかなかったのですが、後半に入って早くも3回目の連敗となってしまいました。点を取れなかった6回裏や、直後に点を取られた7回表など、前半にはなかったちょっと雑なプレイが目立ちました。早く調子を取り戻してほしいものです。観客数は2万7千8百人ほどでした。
 なお、今日のゲスト解説は今季マリーンズ戦3度目の川上哲治氏。相変わらずの感じがよくかつ的確な解説でした。また、昔話もいろいろ面白く、楽しめました。

 福岡のホークス対合併球団は星野投手と吉井投手が先発。ここまで防御率1点台だった吉井投手でしたが、今日は4回に松中選手・城島選手・ズレータ選手が今季2度目となる三者連続本塁打を放ちます。直後の5回表にガルシア選手の3ランで同点としたものの、その裏、松中選手が2打席連続となる3ランを放ち、再度勝ち越し。そのまま6対3でホークスが勝ちました。これで連勝は12と伸び、マリーンズとのゲーム差は3.5となっています。観客数は3万1千5百人ほどでした。
 仙台のイーグルス対ファイターズは岩隈投手と入来投手が先発。初回、いきなりファイターズが4点を先制しますが、そこからイーグルスも反撃し、3回に5対5の同点となります。そのまま試合は進み、8回に礒部選手が2死三塁から勝ち越しの適時打。これが決勝点となり、6対5でイーグルスが勝ち、3連勝となりました。岩隈投手は3回から8回までを無失点に抑え、5勝目を挙げています。観客数は1万9千8百人ほどで、これは今季イーグルス主催試合最多でした。

 横浜のベイスターズ対タイガースは秦投手と安藤投手が先発。2回に矢野選手のソロで先制したタイガースがその後も着実に加点。一方、安藤投手は2回に村田選手にソロを打たれたものの、8回までそれ以外に安打を許しません。ところが6対1で迎えた9回裏、古木選手に2ランを打たれ、さらに1死1・3塁となり、完投目前で降板。しかし、久保田投手が凌ぎ、結局6対3でタイガースが勝ちました。これで2位とのゲーム差は5.5となっています。観客数は2万6千4百人ほどでした。
 神宮のスワローズ対ドラゴンズはガトームソン投手と野口投手が先発。初回にドラゴンズが先制しますが、3回に岩村選手の3ランで逆転。ガトームソン投手は7回2失点で、その後はゴンザレス投手・石井投手という新必勝リレーで反撃を封じ、5対2でスワローズが勝ちました。観客数は1万6千7百人ほどでした。
 東京ドームの読売対カープは桑田投手とロマノ投手が先発。久々の一軍登板となった桑田投手相手に、カープが5回で4点を取ります。一方、ロマノ投手は、ローズ選手にソロを打たれたものの、8回を5安打無四球で1失点。最後はベイル投手が抑え、4対1でカープが勝ちました。観客数は4万3千2百人ほどでした。
 他にナイターがなかったので、この試合をTV観戦していましたが、画面を二分割して「打者と終身名誉監督」というツーショットを映し続けるのは勘弁してほしいものでした。

2005年07月03日 23:15