2005年07月01日

渡辺俊介投手、久々の登板で好投

[ 野球 ]

 千葉のマリーンズ対ライオンズは渡辺俊介投手と涌井投手が先発。肘の違和感で登録抹消されていた渡辺俊投手は、6月12日以来、18日ぶりの登板となりました。
 2回に1死1塁から、交流戦終了後不振で、特にホークス戦では8タコだった李選手が、先制となる17号2ランを放ちます。一方、渡辺俊投手は、4回まで3安打ながら併殺などもあり、二塁を踏ませません。そして5回も簡単に2死を取ります。ところがそこから7・8番に連続四球というらしからぬ走者を出します。このあたりブランクの影響があったのでしょうか。そして9番の高木浩選手に適時打を打たれ、1点を返されました。
 一方、2回以外は全て三者凡退だったマリーンズ打線ですが、こちらも5回2死から橋本選手が二塁打で出塁。続く今江選手の左前打はやや浅く、しかも和田選手が好返球しましたが、捕手がはじいて橋本選手が生還。取られた直後に大きな1点を挙げました。4安打無四球で3点という、かなり効率のいい得点です。

 6回以降は渡辺俊投手は再び本来の投球に。6回にカブレラ選手を2-3から歩かせますが、それ以外は完璧に抑えます。結局8回を4安打3四球で1失点でした。一方、打線は8回に2死満塁から、これまた不振だったベニー選手が走者一掃の適時二塁打を放ちました。この試合のみならず、明日・明後日にも影響しそうな貴重なダメ押しとなる一打と言えそうです。
 9回は山崎投手が抑え、6対1でマリーンズが快勝しました。渡辺俊投手は10勝目を挙げています。また、バレンタイン監督は日米通算1,300勝を挙げています。一方、ライオンズは7連敗となりました。「3位マジック」は残り61試合で45となっています。観客数は1万4千2百人ほどでした。

 横浜のベイスターズ対タイガースは土肥投手と下柳投手が先発。序盤にベイスターズがリードしますが、5回に追いついたタイガースが6回に金本選手の3試合連続となるソロで勝ち越します。しかし、その裏に登板した橋本投手が、相川選手に逆転2ランを喫します。その後はベイスターズの継投陣に抑えられ、最後はクルーン投手がまたまた159kmを出してセーブを挙げ、5対4でベイスターズが逆転勝ちしました。観客数は1万6千1百人ほどでした。
 神宮のスワローズ対ドラゴンズは館山投手と山本昌投手が先発。序盤でスワローズが山本昌投手を攻略しましたが、5回にドラゴンズが追いつき、同点で迎えた8回に井端選手に勝ち越し適時打が出てドラゴンズが勝ち越し、8対4で勝ちました。観客数は1万3千3百人ほどでした。
 東京ドームの読売対カープは高橋尚投手と大竹投手の先発で読売が勝ったようです。観客数は3万7千8百人ほどでした。
 なお、仙台のイーグルス対ファイターズは雨で中止でした。

2005年07月01日 23:51