2005年04月13日

李選手の決勝本塁打で6連勝

[ 野球 ]

 今日も朝から雨が降っていましたが、午後には上がり、マリンスタジアムでは2日ぶりの試合となりました。そのマリーンズ対合併球団戦は2日スライドしたセラフィニ投手とユウキ投手が先発しました。2回に今江選手の犠飛で先制したマリーンズには、4回にも2死1・2塁から小坂選手の適時二塁打が出て2点を追加します。一方、セラフィニ投手は6回まで2安打2四球と合併球団を抑えます。
 6回裏、マリーンズは無死2塁という追加点の好機を迎えます。ここで1死後、合併球団は山口投手を投入。日曜に抑えに失敗しているとはいえ、意外な起用でした。そして山口投手に2死3塁としますが、結局抑えられます。
 この起用が流れに影響したか、7回に突如セラフィニ投手が乱れ、3連打で1点を返されます。続く打者に初球をバントされて1死2・3塁となり、右の代打が出たところでセラフィニ投手は降板、二番手の山崎投手が出てきました。しかし、代打の代打・早川選手に同点となる2点適時打を打たれ、同点にされます。しかし、続く1死1塁のピンチは藤田投手が抑えました。

 7回裏は五番手の萩原投手に3人で抑えられますが、8回表は今季3戦で2敗の薮田投手が先頭打者に安打されるものの、後続を抑えました。そして8回裏も萩原投手は福浦選手・ベニー選手を抑えます。しかし、続く李選手のところで、左対左という事もあり、日曜にプロ初セーブを挙げた菊地原投手を投入。しかし、この継投は裏目に出て、李選手は1-1からの3球目を右翼席中段に本塁打。打った瞬間に分かる鋭いライナーでした。
 9回表は小林雅英投手が登板。1安打1四球という内容でしたが、鋭い当たりが野手の正面をつく幸運もあり、無失点に抑えて4セーブ目を挙げています。また、薮田投手が今季初勝利を挙げました。これでチームは6連勝です。
 今日の観客数は8千1百人ほど。寂しい数字ですが、この天気では仕方ないでしょう。我が家も前日までは観戦しようかと思っていたのですが、この天気や体調の関係などで断念しました。どこかで穴埋めをしたいものです。

 仙台のイーグルス対ホークスはホッジス投手と倉野投手が先発。2回にホークスが1点先制しますが、3回裏にここまで無安打のイーグルス打線が大爆発。7安打で一挙10点を取りました。ここまで中盤に崩れて勝ち投手になれないホッジス投手ですが、大量援護もあり、6回を3失点に抑えました。
 7回を吉田投手が抑え、この時点で11対3と楽勝かと思われました。しかし、8回に登板したスクルメタ投手が大炎上。ズレータ選手に二打席連続となる3ランを打たれ、その後も失策もあり4失点で降板。続いて登板した福盛投手も適時打と犠飛で2点を奪われ、2点差となります。
 これは「9点差からの大逆転か」とも思いましたが、9回は福盛投手が好投。松中・城島・ズレータ選手と続く一番怖いところを三者凡退。松中選手から三振を取った時からガッツポーズが出るという気合の入りようでした。これでイーグルスは対ホークス6戦目にして初勝利となりました。ホッジス投手は初勝利。福盛投手も初セーブです。観客数は9千2百人ほどでした。
 所沢のライオンズ対ファイターズは石井貴投手と鎌倉投手が先発。1対1で迎えた3回表に石井投手のコントロールが乱れ、4四球と無安打でファイターズが勝ち越します。さらにこの回、適時打も2本出て4点取って勝ち越し。その後も追加点を挙げ、10対4でファイターズが勝ちました。観客数は8千6百人ほどでした。

 横浜のベイスターズ対スワローズは館山投手と門倉投手が先発。1対1で迎えた8回裏に多村選手の2ランが出てベイスターズが勝ち越します。そして9回表には、昨年からセーブのつく局面で5回連続で救援失敗中の佐々木投手が登板。しかし、ここは三者凡退に抑え、今季初セーブを挙げました。古田選手は本塁打を放ち、2千本安打まであと8本としました。観客数は3千8百人ほど。まあ、この天気では仕方ないでしょう。
 豊橋のドラゴンズ対カープは落合投手と佐々岡投手が先発。カープが3点リードして9回裏を迎えますが、抑えのベイル投手が不振。失策もあって3点取られて追いつかれます。流れはドラゴンズかと思いましたが、10回表に代打・浅井選手の決勝二塁打が出てカープが勝ち越し、その裏はロマノ投手が抑えてカープが逃げ切りました。観客数は1万1千人ほどでした。
 甲子園のタイガース対読売は読売が勝ったようです。井川投手は3登板で早くも2敗目とちょっと心配です。観客数は4万7千7百人ほどでした。

2005年04月13日 23:54