2005年04月12日

城島選手、驚異の牽制

[ 野球 ]

 今日もマリンは雨で中止。17時半まで粘って開催しようと努力したそうですが、残念ながら及ばなかったようです。明日も予報は悪いのですが、どうなるのでしょうか。また、横浜のベイスターズ対スワローズも中止でした。
 ところで、今日の公示でドラゴンズの川上投手・スワローズの鈴木健選手・イーグルスの飯田選手といった選手が登録抹消になりました。怪我と思われますが、各チームは穴を埋めるのに大変そうです。

 甲子園のタイガース対読売は下柳投手と高橋尚投手が先発。初回にタイガースが先制し、下柳投手も3回まで無安打に抑えますが、4回に追いつかれます。しかし、5回裏に無死満塁とし、金本選手の二塁打で勝ち越し、今岡選手・矢野選手にも適時打が出てこの回一挙4点を挙げて勝ち越し。さらに6・7回にも追加点を挙げ、8対1で快勝しました。
 ところで、今日の地上波の中継はフジ系でした。ここは過剰に清原選手の事を報じるのですが、今日はさらにエスカレートして、この試合を「四番対決」などと銘打ち、金本選手と清原選手が「主役」であるかのような発言を何度かしていました。その材料として「オールスターで四番を打った」などという「昔話」まで持ち出していました。何度も書いていますが、こんな事をやっていれば、地上波中継の視聴率が下がるのも当然だと思います。ちなみに、この試合の「主役」は5打数4安打1盗塁で、先制・勝ち越しのいずれの場面でも得点を挙げた赤星選手でした。観客数は4万6千9百人ほどでした。
 ナゴヤドームのドラゴンズ対カープは朝倉投手と長谷川投手が先発。両チームとも毎回のように走者を出しますが、得点は6回まで1点ずつ。そして迎えた7回、先頭の井上選手が二塁打で出塁。続く荒木選手の1・2塁間の安打性の当たりは東出選手が好捕しましたが、続く井端選手のショートゴロを、バックホームを意識した尾形選手が失策。これが決勝点となり、3対1でドラゴンズが勝ちました。二番手の高橋聡文投手が7球でプロ初勝利を挙げています。観客数は2万9千5百人でした。

 仙台のイーグルス対ホークスは一場投手と星野投手が先発。イーグルスは打線を大幅に入れ替え、二軍から昇格した竜太郎・カツノリ・斉藤の三選手を即スタメンで起用します。初回はそれがあたり、竜太郎選手が初打席で3ランを放って先制します。
 一場投手は2回まではホークス打線を無安打に抑えましたが、3回から捕まりだし、5回にはズレータ選手の適時打で逆転。一場投手は4回1/3で4失点降板でした。
 一方、星野投手は2回から5回まで完璧に抑えます。そして6回に四球と死球で走者を出した所で降板し、神内投手に交代します。そして2死後、カツノリ選手の打席で、城島捕手が座ったまま二塁に牽制します。しかし、二塁手・遊撃手とも牽制があるとは思わず、なんとか止めるのが精一杯。さらに神内投手も普通の返球かと思ってグラブを出していました。この牽制、野手がきちんと反応すればかなりの武器になりそうです。
 その後、ホークスは7回にも追加点。一方のイーグルス打線は8回まで無安打。9回に2安打しますが、反撃はここまで。7対3でホークスが勝ちました。観客数は9千3百人ほどでした。
 所沢のライオンズ対ファイターズはライト投手と江尻投手が先発。初回に5点を取って早々とライト投手をKOしたファイターズが5回までに11得点。しかし、江尻投手も6失点と悪く、勝利投手の権利目前の5回に降板させられました。結局、15対7でファイターズが圧勝しています。観客数は6千4百人ほど。ドーム内でしたが、各選手の吐く息は真っ白でした。

2005年04月12日 23:44