2005年04月04日

豊田投手を打つも、サヨナラ負け

[ 野球 ]

 所沢のライオンズ対マリーンズは帆足投手とセラフィニ投手という左腕対決でした。初回に満塁のピンチを作ったセラフィニ投手ですが、そこは凌ぎました。一方、2回まで帆足投手に走者を出せなかったマリーンズ打線ですが、3回表に連打で無死1・2塁の好機。しかし、そこから打ち取られ、先制機を逸します。
 その裏のライオンズはフェルナンデス選手のソロで先制。昨年に続き、マリーンズ戦には強そうで、困ったものです。
 その後もマリーンズ打線は4・6回にも走者を二人出します。しかし、勝負どころで帆足投手の低めに落ちるパームが冴え、7回までに10三振。7回表の2死2塁の好機では満を持して初芝選手を出しましたが、ショートゴロに抑えられ、得点できません。

 一方、セラフィニ投手も本塁打こそ打たれたものの、6回までを3安打。7回に4本目の安打をされ、次の打者の犠打で里崎捕手と交錯しかけた(記録は里崎捕手の失策)ところで降板しましたが、好投でした。また、その無死1・2塁のピンチでは過去2回の登板では結果の出なかった山崎投手が登板。今回は、幸運な併殺もあり、この危機を見事に凌ぎます。続く8回もフェルナンデス選手・カブレラ選手を連続三振に打ち取りました。
 8回は森投手に抑えられ、9回からは豊田投手が登板。先頭の李選手を二塁ゴロに打ち取ります。しかし、それを二塁の平尾選手が失策。続く大塚選手が犠打で進め、さらに今江選手が2-3からの9球目、ギリギリの所でバットを止めて四球で出塁します。続く代打フランコ選手は倒れたものの、ここまで出番のなかった西岡選手がポテンながら代打適時打を放ち、同点となりました。
 その裏、マリーンズは薮田投手が登板。簡単に二死を取ったのですが、続く中島選手に二塁打を打たれ、高木大選手にも2-3からの微妙な球を選ばれます。そして、続く小関選手に初球を右翼線を抜くサヨナラ打を喫してしまいました。薮田投手は早くも2敗目です。
 サヨナラも残念でしたが、それより何度かの好機であと一本が出なかったのが惜しまれます。まあ、ピンチの時の帆足投手の投球が良かったので仕方ないのかもしれませんが・・・。なお、観客数は8千6百人ほど。今季初の1万人割れとなってしまいました。

 神戸の合併球団対ホークスはケビン投手と杉内投手が先発。こちらも投手戦となり、ともに5回まで3安打無得点。しかし6回裏に塩崎選手の代打本塁打で合併球団が先制します。
 一方、7回までケビン投手・菊地原投手に0点に抑えられたホークス打線ですが、8回にセットアッパーの萩原投手が2死無走者から松中選手に四球、城島選手に死球を与えます。ここで合併球団は1イニング早く山口投手を投入します。そしてズレータ選手が右翼後方への飛球を打ちます。取れそうにも見えましたが、抜けてしまい、逆転二塁打に。続くカブレラ選手・宮地選手と三者連続で適時二塁打が出て一挙に4点取ってホークスが逆転。最後は三瀬投手が抑えました。なお、観客数は2万2千9百人ほどでした。

2005年04月04日 23:29