対鷹嵐

VF的な意味での対策

   まず「バーチャファイター」で「タカアラシ」と闘う方法について述べてみる。
 多くのタカアラシ使いは投げを得意としている。そしてタカアラシの最強の投げは合掌ひねり、次は双差しから派生する呼び戻しである。(他に、肘から派生する播磨投げも強力だが、使いこなせる人はあまりいないので、ここでは外す)。
 この二つの技の投げ抜けコマンドはいずれも「46P+G」である。したがって、タカアラシの投げが入りそうなとき(中段攻撃をガードされた時など)は、「46P+G」と入力すれば、投げ抜けできる確率は相当高い。
 一方、打撃技対策だが、タカアラシの有力な打撃技は中段が多い。そこで、打撃を多用するタカアラシ相手には、立ちガードが基本となる。
 打撃の中で要注意なのは中突っ張り。三発目まで色々なタイミングで出せるのでついガードしてしまう。そうして固められたところに合掌ひねりを入れられる事が多々あるのだ。言い換えれば、中突っ張りで固めてくる相手にはガードの後に「46P+G」とするのが有力な対策となるわけである。
 

「バーチャ」の世界で相撲を取る

 以上、「バーチャファイター」でタカアラシと対戦する事について軽く触れてみた。しかし、上記の方針は、あくまでも「バーチャ」であって相撲ではない。
 「相撲」として鷹嵐と闘う場合、まず重要なのは立ちあいである。単に突っ張るか、もろ手から突き放す(もろ手突っ張り)か、頭からいく(髷龍・羆爪)が普通だろう。また、いきなり組んで投げにいくのも無い手ではない。立ちあい勝ちできれば、そこからの展開が楽になるのは、相撲でもバーチャでも同じである。
 とにかく、せっかくの鷹嵐同士での相撲なのだから、立ちあいで足を払ったり、逃げたりするのはやめにしたい。
 その後の攻防でも、正面を向き合っての接近戦が基本となる。そして常に心がけておきたいのは「押さば押せ、引かば押せ」の精神である。簡単な事だが、相手が押してくるなら押し返し、相手が引いてくれば、その分踏み込んで押すのである。
 他のキャラとバーチャする場合と違い、幸いな事に鷹嵐同士で相撲を取る場合は、かわしやジャンプを警戒する必要はあまりない。したがって、常に前進しつづける事に対するデメリットはあまりない。したがって、存分に相撲を取る事ができるわけだ。
 また、蛇足だが、相手を土俵際に追い込んで、ガードの上から突きまくって突き出したり、こちらが土俵際の時に上手投げなどで体を入れ替えて勝つのは、一部のバーチャプレイヤーには好まれていないようだ。しかし、相撲としては立派な勝ち方なので、積極的に狙っていきたい。
 

キャラ別攻略・後書き

 どうにか12人分のキャラ別攻略を書く事ができた。一年くらい前には、全キャラとも筆者独自の対策が頭の中にはあったのだが、書いているうちにtb登場のため、その理論のうちのいくつかが通用しなくなった。さらに、稽古不足のため、その新状況についていけず、実戦的な攻略にならなかったのは大変残念である。
 ただ、拙いながらも自分なりの鷹嵐の闘い方をこういう形で表現できたのは自分にとっては大変有意義な事だった。こういう事ができるのも、「インターネット」という表現手段が誕生したおかげである。
 「ゲームの攻略」などという文章を書くのは鷹嵐が最初で最後の事だった。今後、自分の趣味において、インターネットがどういうふうに関わってくるかは未知数だが、この「鷹嵐の攻略」が原点の一つである事は明白だ。というわけで、拙文につきあってくださった皆様、どうもありがとうございました。

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