携帯情報端末利用記その4

iモード  

2000/07/27

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 PHSの項目で書いたように、メール・Web閲覧のできる機種への買い替えは今年の春の重要な課題だった。したがってPHSをやめて携帯電話にかえる事にしたわけだが、PHSの時の失敗にこりたこともあり、会社および機種の検討には相当の時間をかけた。
 まず会社だが、最初にはずしたのはJフォンだった。なぜかというと、筆者が携帯の購入を決めた直後に嫁さんがJフォンの携帯を買ったからだ(ちなみにその理由は「友達にJフォンの人が多い」であった)。Web閲覧のみならず携帯対応ページの作成が目的であるので、せっかく家に二台あるのなら、違う会社の機種を持つほうが便利だ。
 そこで、ドコモ(iモード)とDDI系(EzWeb)のどちらかを選ぶ事になった。そこで色々と比べてみたところ、iモード用のページ記述言語はHTMLをもとにしているが、EzWebのほうは、HTMLと違う言語であるという事を知った。という事は携帯対応のページを作るさい、iモード用のほうが簡単に作れる、という事になる。これが決め手となって、ドコモにする事を決めた。
 会社は決まったので次は機種である。やはりWeb関係がメインになる以上、そちらの性能がいいものが欲しい。最後まで残ったのは、モノクロながら大画面で文字の表示が速いNEC製と、カラーで画面もそこそこ大きいが、文字表示が遅い三菱電機製だった。
 相当迷ったが、やはり時代の流れはカラー表示だということと、値段が安いというのが決め手となって三菱電機製にする事にした。確かにサイトで長文を見ると、表示の遅さにややイラつくが、さほど気にならなかった。カラー表示に関しては、現時点ではあまり意義を感じてはいないが、待受のカラー画面は気に入っている。月ごとに変更され、七夕などの特別な日には専用画像が用意されるなど芸が細かい。絵自体もいい。

 とりあえず1ヶ月使ってみたところ、月額使用量は通話100円、パケット通信1000円、有料サイト利用料300円、という結果となった。通話に関しては以前のPHSとさほど変わらない。通信に関しては予算内におさまった、という感じだった。
 さほど使い込んだわけではないが、やはり情報を知りたいときにすぐに知ることができる、というのは便利であることをちょっとした所で実感している。


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