2004年2月後半のつれづれの日々(更新情報)

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2004/2/29(日)
 東北急行バスという東武系のバス会社の仙台行き夜行を利用しました。東京発と新宿発があったのですが、値段が同じにもかかわらず、東京発は3列席で新宿発は4列席だったので、東京発を利用しました。隣接して人が座らない、というのは夜行バスの場合重要です。
 ところで、この会社、社名に反して(?)東京−大阪間の夜行バスも運行しています。こちらでは、4列席は4,800円で、3列席は8,610円とえらい差があります。まあ、東京−大阪間が激戦区で、値下げ合戦が行われているのが原因なのでしょうが、仙台便と比べるとかなり違います。まあ、自分は「同区間の4列席と同じ値段で3列席」というお得な状況だったので、文句を言う気はありませんが・・・。
2004/2/28(土)
 デパートの地下を歩いていたら、「スパム缶」を売っている店がありました。食べ物としての「スパム」は名前こそ知ってはいるものの、食べた事はもちろん、どんな味かすら知りません。しかし、毎日のように情報記事などでその言葉を見ている間に思い入れ(?)ができていたようで、その缶詰を見たときは、「念願の商品をついに見つけた」というのに近い嬉しさがありました。
 もっとも、量の割には高かったのと、味付けが口にあいそうになかったので、結局缶を見て喜んだだけで、実際に買いはしませんでした。
2004/2/27(金)
 民主党の西村真悟衆院議員が、「教育基本法改正促進委員会」なる会合で、「お国のために命を投げ出してもかまわない日本人を生み出す」などと発言したそうです。ちなみにこの人、会長をはじめとした幹部が放火や銃撃で逮捕された刀剣友の会(征伐隊)の最高顧問で、事件発覚直後にも最高顧問もやめなければその団体からの献金も受け取ったまま、という強い思想の持ち主です。
 彼らの理想とする、そのような「日本人を生み出す」ような「教育」をするには、「絶対的な存在」および、「その絶対者の命じる事はすべて正しい」という事を教え込むのが一番です。事実、この議員達が理想とする戦前・戦時中は、そのような「教育」が行われていたわけです。
 ちなみに、最近の日本でそのような「教育」を最も上手に行ったのは、本日死刑判決を受けたカルトの教祖でしょう。彼の信者はそれこそ「教祖のためなら命を投げ出してもかまわない」という考えのもと、多くの人々を殺したわけです。
 まあ、犯罪者組織の最高顧問と、犯罪カルトの教祖なわけですから、同じような事を考えていても仕方ないのでしょうね。それにしても物騒な世の中になったものです。
2004/2/26(木) 漫画図書館心に残る名作−ストーリー漫画汚れた弾丸を掲載しました。
 嫁さんが帰省中のため、自炊をしています。といっても、レトルト食品と冷凍食品を温めて食べているだけですが。とはいえ、材料(?)はいろいろあるので、それを組み合わせて「献立」を考える必要があります。
 昨日の場合、主食を冷凍うどんにする事までは決まっているのですが、それに何を乗せるかがなかなか決まりません。外食だと「きつねうどん」を定番としてはいますが、何となく、油っこいものは食べたくありませんでした。そこで「油っこくないきつねうどんとは・・・」と考えているうちに、油で揚げる前の「あぶらあげ」−すなわち豆腐を乗せる、というアイディア(?)が浮かびました。
 要はかけうどんに豆腐を入れるだけなのですが、豆腐の部分だけについて言えば「湯の代わりにダシを使った湯豆腐」なわけで、さほど奇異ではありません。実際、味も普通でした。「これはもしや新料理か?」などと一瞬思いましたが、ネットで検索したら、メニューに豆腐うどんのある店がありました。
 それはともかく、自分の好物の一つに新たなメニューが加わったのは嬉しい限りです。たまには料理(?)をするのも悪くはないですね。
2004/2/25(水)
 都営浅草線の三田駅の壁に、「都営三田線乗り場はこちら」という案内板が張られていました。かつて通学で利用していた駅なので、何百回と見ている表示なのですが、先日見たとき、「都営三田線」の部分が上に貼られているという事に急に気づきました。かつて「都営6号線」と呼ばれていた路線が「都営三田線」と改称したのは1979年です。その時、上に貼られたまま、25年間そのままだったようです。その間ずっとくっついていたのですから、かなりの粘着力と言えるかもしれません。ある意味貴重と言えるのかもしれませんが、やはり、四半世紀に一度くらいは看板を取り替えてもいいのではないか、とも思いました。
2004/2/24(火)
 佐賀で起きた「女児連れ去り事件」の容疑者として、福岡県警の警官が逮捕されました。容疑者は否認しているそうです。にもかかわらず、マスコミは「現職警官が女児を連れ去った」と断定して報道し、福岡県警の偉い人も「お詫び」をしたそうです。
 言うまでもなく、逮捕した時点では「犯人」ではありません。しかも、本人は否認しています。にもかかわらず、なぜこのような記事になるのでしょうか。「佐賀県警が記者発表した事なら信用できるが、福岡県警の一警官の言う事は信用できない」という論理なのでしょうか。かつて、警察の記者発表に意図的な嘘があった事など、いくらでもあるはずですが。
 ところで、福岡県警の「お詫び」ですが、一見腰が低そうで、これほど傲慢な姿勢もありません。現行犯でもないのに「逮捕」の時点で「お詫び」をしたというのは、「逮捕されたという事は犯人である」という認識を公言しているわけです。誤認逮捕による冤罪や、殺人事件を「自殺」と片付けるという事は各所で起きているのに、この自信はどこからくるのか不思議でなりません。
 だいたい、そこまで県警が正しいのなら、「女児を連れ去った警官」などは存在しえないと思うのですが。ある意味、矛盾の見本例みたいな「お詫び」だと思いました。
2004/2/23(月)
 2泊3日の松山行から帰ってきました。出かけている間にネットに接続していたのは、昨日の更新の時に漫画喫茶に行った時の約45分と、携帯メールのやり取り数件だけでした。これだけネットを使わなかったのも当然ながら1年ぶりです。まあ、そのくらいネットに繋がなくても特に困る事もないな、などと思って帰宅しました。
 そしてPCを立ち上げ、昨日の砥部動物園の件で確認したい事があったので検索しました。すると、伊予鉄道のサイトの「ZOOきっぷ(とべ動物園バスクーポン)」というのが引っかかりました。往復の交通費と入園料をセットにして割り引いた切符で、これを使うと、実質的に入園料がタダになる計算になります。さらに、昨日はバスを降りる際に小銭がなくて色々苦労しましたが、当然この往復切符を買えばそのような手間もありません。しかも、売っているところは、行きにバスに乗ろうとして待っていた所のすぐそばなのです。
 入園料分安くなるといっても、大人一人で300円なのですが、この「300円」は非常に高価に感じました。その理由に「これが普段だったらネットで事前に分かっていたのに」という気持ちもあったのでしょう。あらためて、生活におけるネットの重要性(依存性?)を認識しました。
2004/2/22(日)
 嫁さんの帰省にあわせて、松山に行っています。昨年行ったときは、漫画喫茶から更新しようとしてFTPのパスワードをメモして持っていったところ、雑に書いたため、自分の字を誤読して接続できなかった、という「高セキュリティ」のため更新できませんでした。今年はなんとかうまくいったので、二年越しの野望(?)がかなったとも言えます。
 言い換えると、昨年の松山に行って以来、一年ぶりの「二泊旅行」だったわけです。かつて「趣味は旅行」だった人間としては寂しい限りです。もう少し時間の使い方を考えなければいけないのかもしれません。
 ちなみに今日は、松山郊外の「砥部動物園」という所に行ってきました。爬虫類館で亀が放し飼い(?)になっていて自由にさわれるようになっていました。また、飼育係の方々もいろいろと話しかけてくれるなど、親しみやすいようになっていました。またそのうち行きたいものです。
2004/2/21(土)
 寝つきが悪いので、よく寝酒を飲んでいました。しかし、寝付けないと、つい飲みすぎたりして、健康的にも経済的にもあまりいいものではありませんでした。ところが、しばらく前に「カモミール茶」という、不眠に効果があるというハーブティーを買って寝る前に飲むようにしたところ、かなり寝つきがよくなりました。なかなか有効なので、毎晩飲むようになりました。
 ところで、寝酒を飲んで寝付けかなった時は、「眠るために」と自分に言いながら酒を追加していました。ところが、カモミール茶を飲んでも寝付けなかった時は、別に茶をさらに飲もうとは思いませんでした。おかげで寝酒の時は「眠るため」という名目でただ単に酒が飲みたかっただけだった、という事が判明しました。
2004/2/20(金)
 イラクに派兵された部隊の基地のある旭川の商店街が行っている「黄色いハンカチ運動」に、元ネタとなった映画の山田監督が「戦争に行く兵士の無事を願うこととは本質的に違う」と強い違和感を示した。そうです。それに対する商工会議所の事務局長は善意で始めたことで商売にしているわけではない。理解してほしいと述べたそうです。 別に山田監督は「商店街が商売して」などと批判しているわけではありません。「理解してほしい」などと言う前に、自分が全然山田監督の言っている事を理解できてないようです。
 もっとも、仮にも商工会議所の事務局長にまでなった人が、このような幼稚園以下の国語力しかないとは思えません。おそらく、この発言は、山田監督の思っている事を理解しながら、それを「善意」の一言ではぐらかそうとする論法なのでしょう。「こちらが善意でやっている」と主張すれば、憲法問題もアメリカのイラク人虐殺とそれに続く占領に荷担する事の是非も全て解決できるとでも思っているのでしょうか。
 戦時中の「千人針」も協力した人たちは「善意」で縫っていたわけです。それについての談話もぜひこの事務局長(ならびにこの「黄色いハンカチ運動」を推進したり好意的に報じている人々)に述べて欲しいものです。
 もし仮に、派兵された兵士が現地で騒乱に巻き込まれ、「敵兵」を殺して無事生還したら、彼らは「善意の運動が結実した」などと喜んで提灯行列でもおっぱじめるのでしょうか。
2004/2/19(木) 旅行記と地元ネタ水鳥公園を掲載しました。
 職場に、NTT(正確には「NTT東京電話帳株式会社」だったようです)から電話がかかってきました。なんでも、「インターネットタウンページ」なるサイトへの掲載および広告の案内という事でした。掲載だけなら無料との事ですが、別に自分が一度も見た事のないようなサイトに載っても利点はなさそうです。さらに、ここで掲載を承諾すると、次に有料での広告掲載を売り込んで来る事が明白です。それを相手するのも面倒なので、辞退しました。
 とはいえ、売り込んできたのも何かの縁だろうと、帰宅後にそのサイトを見てみました。すると、調べたい会社・店の名前だけでは検索できず、都道府県と住所もしくは最寄駅の条件指定が必須となっていました。そのあたりの操作が面倒な上に、レスポンスもあまりよくありません。しかも、当然ながらに手動で登録した会社・店しか出てきません。場合によってはこの方法も便利なのかもしれませんが、大抵の場合はGoogleを使ったほうが、よっぽど早くかつ質・量とも優れた情報を入手できます。
 というわけで、営業方法といい、サービス提供といい、かなり使えないサイトだと思いました。ただ一つ評価できたのは、「ひとつひとつ電話して、掲載の可否を求める」という姿勢です。これだけは、数日前に書いたように、ぜひとも、現在電話帳に名前を載せている一般家庭にも行って欲しいものです。
2004/2/18(水)
 数年前に画期的な発明品・ジンジャーなる物が話題になったことがありました。具体的にどのような物なのかは一切明かされず、ただ開発した「有名発明家」や有名会社の社長が「すごい」と言っているだけ。画期的なコンピュータ技術とも噂されましたが、とにかく具体的な事が全然分からないので、関心の持ちようがありませんでした。
 その後しばらくして、「ジンジャーの正体は小型のスクーターみたいなものだ」などというニュースが流れました。その時は「なんだ、全然コンピュータなどと関係ないじゃないか」と拍子抜けしました。いずれにせよ、そのようなスクーター(?)を使う必要性はないので、すぐに忘れました。そしてそれから1年ちょっと経った先日、その発明家が経営している「ジンジャー」の会社が経営危機に陥ったというニュースを見ました。どうやら、現在の消費社会においては、「ジンジャー」は大した発明品ではなかったようです。
 それにしても当初の人々はなぜ、具体的なものが何もわからないものにそこまで熱狂できたのでしょうか。不思議でなりません。なんか、インチキ宗教の勃興から滅亡の歴史を見ているような感じもする「ジンジャー」騒動と顛末でした。
2004/2/17(火)
 今月前半は、アメリカでのBSE感染牛が発見されたことにより、「アメリカからの牛肉輸入中止→牛丼販売終了」に関するニュースが大々的に報じられました。牛丼があまり好きでない私ですら、各チェーン店の「牛丼代替商品」を覚えてしまったほどの大量報道でした。なんでも、チェーン店が牛丼の提供を打ち切る日には行列ができ、それをTVが追いかけたそうです。
 確かに、牛丼は定番の人気商品です。しかし、そこまで大袈裟に報じる必要があるとは思えません。まだこれが、他にニュースが全くない、というのなら分からなくもありません。しかし、自衛隊派兵など、社会的に重大な事件が起きているのです。
 なんか、裏で仕組んでいるのではないか、とまで疑いたくなるような無意味かつ執拗な「牛丼フィーバー」にさらされた半月でした。
2004/2/16(月)
 無料サイト作成サービスは、個人サイトの場所を提供し、その見返りとしてサイトの中に広告を掲載する、という商売をしています。広告はヘッダ部分とフッタ部分が多いのですが、最近ではセキュリティソフトの広告カット機能などにより、なかなかその広告が表示されません。そのためか、ある業者は、デッドリンクなどで「404エラー」として表示されるページにも広告をつけていました。リンク先は売買春仲介系サイトで、宣伝文はメール返信200%確実!となっていました。メール1通送るたびに2通返ってくるのでしょうか。なかなか鬱陶しいサイトです。それにしても、作成者のリンクミスを利用して宣伝するというのは、かなりえげつない商売だと思いました。
 ちなみに、当サイトで存在しないファイル名をリクエストしたり、アクセス権のないページのリクエストをすると、それぞれ独自のエラーメッセージが表示されるようになっています。暇な方は試してみてください。


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