2003年7月前半のつれづれの日々(更新情報)
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2003/7/15 野球見物日誌を更新しました。
 アパートのすぐ近くに側溝がありました。下水道として使っているわけではなくて干からびているのですが、土が堆積しやすいのか、植物がすぐに生えて、かなり大きく育っていました。しかしながら数年前に工事が行われ、その側溝はコンクリートの蓋をされました。植物は抜かれ、底の土もさらっていました。
 ところが現在、その側溝の蓋の隙間から、数多く植物が茎を伸ばしています。かつてと違って芽の頃は日があたらないのに、すごい生命力です。それとも、あの側溝の底の土に豊富な栄養が含まれ、植物が育ちやすくなっているのでしょうか。不思議に思いながら、日に日に生い茂っていく植物を朝晩に見ています。
2003/7/14
 サントリーが夏限定で「レモン&スイカ味チューハイ」を出しました。1987年頃、現キリンビバレッジが「スイカソーダ」という飲料を発売し、あまりの不味さにかえって話題になった事がありました。また、1993年頃には鐘紡が「スイカソーダ」を出したそうですが、これまた先代と同様の評価だったそうです。自分はスイカそのものがダメなので、「スイカソーダ」も試さなかったし「スイカチューハイ」を試す予定もないのですが、体験談によると、今回のスイカチューハイも中々の味だそうです。
 今回、「スイカ味のチューハイ」を開発するにあたって、16年前のや10年前の「スイカソーダ」の実績は参考にされたのでしょうか、それともスタッフは知らなかったのでしょうか。ビジネス雑誌などによく「ヒット商品開発過程のルポ」みたいな記事が載りますが、個人的にはむしろこのような商品の「開発ルポ」を読んでみたいものです。
 なお、1980年代半ばに、スイカソーダとともにその超絶的な味で話題になった飲料に「サスケ(醤油味コーラ)」と「維力(ウイリー・漢方薬飲料?)」がありました。「スイカチューハイ」の次はぜひとも、この二つの味をリバイバルしたチューハイを開発してほしいものです。
2003/7/13 野球見物日誌を更新しました。
 幕張本郷駅に行ったら、窓口のところに行列ができていました。先頭の人が駅員と口論しています。勤務先の最寄りである千駄ケ谷駅もそうなのですが、駅の窓口は一つしかありません。トラブったりしたらたちまち行列です。
 駅員じたいは他にいるのですから、その客は事務所内で応対するなどして、待っている人の利便を図ることなどもできたはずです。それとも、改札応対と窓口応対が一人ずつのギリギリの所でやっているのでしょうか。
 JRに限った事ではないのですが、「人員削減」しているところは、「全くもって何も起きなかった場合」を想定した人員配置をしています。その結果、何か起きた時に困るのは、客とギリギリの人数でやらされている現場です。今更ながら、不条理なものを感じました。
2003/7/12 野球見物日誌を更新しました。
 鴻池祥肇とかいう政府の青少年育成本部推進副部長とかいう大臣が、少年犯罪に関する懇談会後の記者会見で「少年犯罪の親は打ち首にしろ」と言ったそうです。その人物のサイトを見たら、トップページでこの発言を肯定するような事が堂々と書いてありました。その中で一番呆れたのは、この事件は「弱いものを殴りつけるのは卑怯者」(と伝えることのできなかった)戦後の教育の結果じゃないでしょうか。という部分でした。
 この人物は1940年生まれという事なので、戦後教育を受けているようです。となると、大臣などという偉い地位にいながら、、不幸な事件を起こした子供を持ってしまった弱い立場の親を叩くという、この人物の「卑怯者」な言動も戦後教育の成果なのでしょうか。
 念のため言っておきますが、戦前教育を受けた人々は、アジア大陸において、弱いものを殴りつけるどころか、殺しまくって「皇国教育の成果」を発揮したわけです。それがどうなると「戦前教育で弱いものいじめをしない」になるか、私には一生理解できません。
 それにしても、こんな人間が「青少年育成担当相」なわけです。そして解任の動きもないようです。怒りというより脱力感みたいなものをつくづく感じさせられた事件でした。
2003/7/11 野球見物日誌を更新しました。
 寝不足などの理由により、頭がわいていました。その辛い状態の中、久々に定期の区間外から定期につなぐ切符を買う事になりました。自覚症状があるので、とにかく慎重に行動することにしました。まず、二枚の定期(※なぜ二枚かはこちらを参照のこと)のうち、適切なほうを取り出し、それを所定の口に入れました。そして500円玉を硬貨投入口に入れます。そしてそして定期の取り忘れと、お釣りの取り忘れがないかを慎重に確認し、改札口にむかいました。
 ・・・というわけで、自動改札機の所に行くまで、切符の取り忘れには気づきませんでした。まあ、取るべき3つのもののうち、一番安価なものだったから被害は少ない、と自分を納得させて、切符を買いなおしました。
2003/7/10 野球見物日誌を更新しました。
 モジラやネスケは、登録されているブックマークをHTMLファイルとして保持しているため、出力すれば、自分の「お気に入りリンク集ページ」が簡単にできます。また、IEなどに保持している「お気に入り」を同じようにHTMLファイルに出力してくれるフリーソフトもあるようです。そうやって生成されたHTMLファイルを自分にしかわからないURLにして、自分のWEBサーバー上に置いておけば、どのパソコンからでも、自分の「お気に入り」にアクセスできるわけです。
 一見、便利そうな技ですが、リンク先がアクセス解析をしていたりすると、簡単に存在がバレてしまいます。そうすると、見ず知らずの人に、趣味や嗜好はもちろん、行きつけのエロサイトまでバレてしまうわけです。しかも、その人が学校関係者で、「ac.jp」のサーバーにその「お気に入り」を置いていたりすると、○○大学の××って教員はこんなエロサイトを見ているのか、などという事まで判明してしまいます。
 これだけGoogleが便利になった現在、サイト名や扱っている内容がわかれば、別にURLが分からなくても、どのパソコンからでも見たいサイトにアクセスできます。というわけで、5年前ならともかく、現在は上に書いたようなことは、リスクばかり高くて、利点はほとんどないと言えるでしょう。
 ちなみに、先日上記のような方法で当サイトにいらした方は、他のブックマークを見ると、ながいけん閣下のファンのようでした。将来、高名な学者になった暁には、ぜひとも「ながいけん閣下のギャグの天才性について」みたいな論文でも発表してもらいたいものです。もっともこの人、トップページではなくて「漫画図書館」をブックマークしていたので、おそらくこの文章を見てくれる機会はないでしょうが。
2003/7/9 野球見物日誌を更新しました。
 我が家にとって最も近いコンビには、「サンクス・メッセ入口店」でした。ちなみにその店から幕張メッセまで歩けば40分くらいかかります。以前はUさんという家族がほぼ3人で24時間365日やっていましたが、昨年春に撤退して、若いバイトの人だけになっていました。
 それまでは、Uさんを応援する意味でもなるべく利用していたのですが、それの理由ががなくなると、駅に行くには遠回りな上に、酒も置いていないこの店を利用することはほとんどなくなってしまいました。そして先月末、久々に行ったら「閉店のお知らせ」が張られており、すでに一部の棚は空になっていました。
 その時は最終日の朝くらいは行こうと思っていたのですが、いざ当日になるとすっかり忘れていました。数日後、近くを通った時に店がなくなっているのを見て「そう言えば、閉店のお知らせが出ていたな」と気づいたほどでした。
 ここ一年は使わなくなっていたとはいえ、かつて一番愛用していた店がなくなるのは寂しいものです。店の跡地を見て、ふと疲れた顔をしたUさんが脳裏に浮かびました。
2003/7/8 野球見物日誌を更新しました。
 「少子化対策」に関連して、自民党の連中の暴言が相次いでいます。「レイプは元気がいい」という内容の発言した議員に続き、「子供を産まない女性を税金で面倒をみるのはおかしい」という内容の発言をした前首相が現れました。
 少子化の理由はいろいろありますが、収入の減少・労働時間の長時間化が大きな要因だと思っています。子供を育てる時間も資金も不足しているわけです。加えて、子育て関係の公的補助も、削減される事はあっても増えることはまずありません。
 そのような状況を推し進めてきた自民党幹部の発言なだけに、本音が露骨に現れています。そういう意味では「正直でいい発言」と言えるでしょう。それにしても、こんなのが政治をやっている間は、日本の人口は減ることがあっても増えることはないでしょうね。
2003/7/7
 バーモントドリンクを見かけました。「酢」系の飲料は大好きなので、衝動買いしたくなりました。良く見ると、二種類あって、片方は「低カロリー」もう片方は「ノンカロリー」と表示されていました。
 「低カロリー」は飲んだことがありましたが、「ノンカロリー」は始めて見ました。パッケージの色こそ違いますが、値段も同じですし、原材料表を見比べてもほとんど同じです。どこが違うのか非常に気になったので、パッケージを隅から隅まで見比べたところ、「栄養表示」のところで、「低カロリー」のほうは、熱量と糖質が少しあったのに対し、「ノンカロリー」のほうはその二つが「ゼロ」になっていました。
 ならばこちらのほうが健康的だろうと思い、「ノンカロリー」を購入。早速飲んでみたところ、以前飲んだ「低カロリー」との違いが一瞬でわかりました。とにかく、味が薄くて水っぽいのです。
 冷静に考えれば、原料が同じで熱量と糖質がゼロならば、当然そうなりますね。確かに健康にはいいのでしょうが、考え過ぎた結果がこれだというのは、空しいものがありました。
2003/7/6 野球見物日誌を更新しました。
 今日はやけに涼しい日でした。なんでも5月中旬並みとか。おかげで久々の休日を快適に過ごすことができました。そして夕方、散歩を兼ねて買い物に行きました。とにかく5月中旬並みとの事なので、長袖を着て出ました。そこそこ歩きましたが、袖をまくりはしたものの、汗もかかないほどの涼しさです。
 しかし、幕張西の西友に入ると、ガンガン冷房がきいていました。一度まくった袖をもとに戻したほどです。半袖で買い物に来ていた人など、あまりの寒さに、腕をこするほどでした。生鮮食料品を扱っているのですから、ある程度の冷房も仕方ないのでしょうが、客がどう感じているかくらい、気にしてほしいものです。
2003/7/5 野球見物日誌を更新しました。
 いわゆる「ライター」という職業があります。必須のスキルは「文章が書けること」だけなわけです。そこから仕事を得るには、得意分野の知識や、出版社との人間関係などが重要になってくるのでしょう。
 先日、ある「ライター」氏と間接的に仕事で関わる機会がありました。その人はその仕事に関する基礎知識はまったくもってありませんでした。本やネットでの情報を寄せ集めて文章を書いてくるのですが、ベースが存在しないので、想像を絶するような大間違いを平気で書いていきます。あまりのひどさに、担当者がクレームをつけたら、「自分はプロのライターなのだから」と開き直られました。
 結局、ある程度は修正ができました。とはいえ、本質的にはお話にならない内容のまま、その本は有名出版社より発売されました。しかも、図書館用という事でかなりの値段です。ちょっと分かる人にとっては、定価の千分の一の価値もない本ですが、出版社とのルートの関係などで、購入する図書館もあるのでしょう。そしてこれがまたその「ライター」氏の実績となり、新たな仕事がくるのかもしれません。
 不条理としかいいようのない奇妙な話ですが、これが「業界の仕組み」というやつなのか、と納得することにしました。
2003/7/4
 作業中、ふとキーボードの上にゴミが乗っているのに気づきました。払いのけようとよく見ると、埃も積もっていたので、そのキーの名前もみずに、表面を軽くこすりました。するといきなりパソコンがシャットダウンしてしまいました。何だと思って今さわったキーを見たら、「Power」と書かれていました。
 今のキーボードにして2ヶ月半くらいたちましたが、毎日見ていたにもかかわらず、そんなキーがあるとは気づきませんでした。ちなみに、再度立ち上げたところ、作業中のデータは全て保存されていませんでした。なかなかスリリングなキーです。
 データは失われましたが、おかげで「スタートボタンを押す→終了を押す→『シャットダウン』を選んでOKを押す」をキータッチ一つで出来ることを遅ればせながら知ることができました。そういう意味では入力中のデータをダメにした価値もあったと言えるかも知れません。もっとも、その手間の節約と一瞬でデータを失われるリスクとどちらが大きいかは非常に微妙なところではありますが。
2003/7/3 絵画館を更新しました。
野球見物日誌を更新しました。
 利息制限法を大幅に上回る金利で貸し付け、しかも取り立ての際に本人・保証人はおろか、何の関係もない近隣の住人にまで脅しをかける「ヤミ金融業者」が社会問題になっています。その対策法案が新たに成立しつつあります。
 現時点はまだ作成中なので、結論は言えませんが、その中で「上限金利の29.2%を越える部分については利子のみならず、元金も無効」という案が出ましたが、採用されなかったそうです。
 明文化された出資法に違反している上に、暴行・脅迫など、さらなる犯罪を犯すのですから、そのくらい当然だと思うのですが、なぜ没になるのか、理解に苦しみます。結果的には「ヤミ金融業者」を根絶するには、「違法業務をやったら、利子どころか元の財産まで失ってしまった」という状態を作るのが最善だと思うのですが。
 ちなみに、同じような凶悪犯罪を未成年がやった日には「厳罰化」「少年法の『改正』」などを、特に右系のマスコミは声高に主張します。しかしなぜヤミ金融業者がやった場合は、同様に「出資法改正による違法取立ての厳罰化」や「出資法の上限金利の引き下げ」を声高に主張するケースはほとんどありません。
 やはり少年や人権団体はスポンサーにならないが、貸金業者は大切なスポンサー様だからなのでしょうね。
2003/7/2 漫画図書館を更新しました。
野球見物日誌を更新しました。
 最近のアンケートで、「ここ10年で政治改革が進んだか」という質問に、9割くらいが否定的な回答をしたそうです。さすがにここ10年で変わった事といえば「政党助成金」などという、税金を無駄に使う制度ができただけで、腐敗・癒着もより悪化しているのですから無理はありません。
 ところで、10年前にうたわれたもう一つのフレーズに「地方分権」がありました。「中央集権から各地方へ権限を委譲」みたいな事を言われたわけです。しかし、この10年で変わった事と言えば、地方財政のより一層の悪化と、国策による合併の繰り返しくらいしか思いつきません。地方首長を決める選挙では、相変わらず中央とのパイプが優先され、特に沖縄などでは自民党の意向が大きく影響します。結局、こちらも「政治改革」同様、ロクな事になっていないようです。
 経済的には「失われた十数年」と言いますが、政治的には「失われた」などという言葉ですら生ぬるい「十数年間」だったようです。
2003/7/1 野球見物日誌を更新しました。
リンク集の「今月のお勧め」を更新しました。
 パソコンのハードディスクの容量の増大は相変わらず止まるところを知りません。1万円もあれば100GBを越える容量のディスクを買うことができるほどです。とはいえ、丈夫さのほうは昔とさほど変わらないようです。先日も知り合いのディスクがクラッシュして偉い目にあった、という話がありました。また、私の職場でも年に1回のペースでハードディスクの故障が発生します。
 たまに技術トレンドみたいな記事を読んでも、容量増大への技術革新の話はよく見ますが、堅牢性向上への技術革新の話はほとんど見たことがありません。パソコンレベルでRAIDが一般化する可能性もまだ相当なさそうです。結局のところ、昔からの常道である「まさかの時にそなえての地道なバックアップ」が唯一にして最大の対策なのでしょう。
 とはいえ、その事を痛感するのは、常にデータが飛んだ後なんですよね。こんな事書きながらも、自分のマシンのバックアップもまだ取っていませんし・・・。




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