2003年1月後半のつれづれの日々(更新情報)
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2003/1/31
 職場でサーバーを買いました。一つのマウス・キーボード・モニタで複数のマシンを管理するための切替機を入れたのですが、諸事情により切替機とマシンを結ぶケーブル(両端が同じ形のモニタ用ケーブル1本とPS/2ケーブル2本をまとめたもの)が足りなくなり、急遽買いにいく事になりました。最初に新宿西口のヨドバシとビックピーカンに行きました。しかし、ケーブル置き場にそれらしきものは見当たらず、店員さんに尋ねても、どんなものなのかピンとこないような感じでした。仕方がないので秋葉原に行きました。マニアックな店にしかないかな、とも思いましたが、とりあえずラオックスのコンピュータ館に行って店員さんに尋ねました。するとすぐに場所を教えてくれました。これまで、新宿のヨドバシも秋葉のラオックスのコンピュータ館も、ほとんど同じような店だと思っていたのですが、その認識がいかに浅かったかを思い知らされました。まあ、ラオックスというよりも、秋葉原の品揃えがすごいと言うべきなのでしょうが。
2003/1/30
 最近話題の「低価格・セルフサービスのさぬきうどん屋」に行ってみました。13時過ぎに行ったにもかかわらず、30人くらい行列ができていました。普段ならその時点でパスするのですが、今日は本を持っていたので、読みながら並んでいました。10分くらい並んでやっと注文できたのですが、注文のとり方がしっかりしていない上に違うものがでてきました。しかも店内には空席が多く、客さばきがうまくいっていない事は明白です。味のほうは、駅の立ち食いといい勝負かな、という感じでした。それで「かけうどん」中が200円は確かに安いと言えるでしょう。味は並でサービスはダメだけど、とにかく安い、という店に行列ができるというのは、「デフレ時代」の風潮を反映していると言えそうです。
2003/1/29
 ここ数年、「動物と食品を組み合わせたマスコット」というのをよく見ます。シャリがあざらしになった「すしあざらし」、ティーバッグ(?)が犬になった「モカイヌ」、などそこそこ人気が出たようでした。先日、そのシリーズらしい「猫+中華料理」というキャラクターを見かけました。餃子や焼売の皮に猫が包まれているのです。そのキャラクターを見て最初に思ったのは「誰かの中国旅行記に、街頭の食料品屋らしき店で猫を売っていた、という記述があったな」という事でした。商業デザイン的に「かわいい」を追究しようとした結果、本質的な所でズレが生じてしまったように感じました。次のシリーズに「犬+韓国料理」だの「鯨+日本料理」だのが出てきたりするのでしょうか。
2003/1/28
 ある雑誌に「IT現場で頭角を現している若手」という特集記事がありました。自分と同世代に近い人が特集されていたので興味深く読みました。その事例のうちの一人はIBMの社員で「高度なシステムで業務の効率化を提案しているのに、肝心の自分たちが残業や休日出勤を繰り返しているのはおかしい」と感じて、そのような事がなくなるよう、自分の職場のシステムを見直す運動をしている」との事でした。
 次の事例の「若手」氏は伊藤忠テクノサイエンスという会社の営業でした。彼は自分の売ったシステム構築作業に問題が生じればプロジェクトマネージャーの仕事まで買って出るほどの責任感のある人だそうです。そのため、睡眠時間は平均3時間、新婚の奥さんと話す機会もほとんどないとか。要は一つ前の記事で批判されているスタイルをつきつめた形で仕事をしている(させられている)わけです。前者はともかく、後者はただの残酷物語としか思えないのですが・・・。編集後記を見ると、取材して記事にした人は、これを異常だと思っていないようです。かなり不気味な読後感がありました。
2003/1/27
 知り合いで「ダブルブッキング」を省略して「ブッキング」と呼んでいる人がいます。文脈から意味は通じますが、本当は「ダブル」がないと意味が180度違ってしまいます。この「重要な部分を省略」で、より一般的かつ意味が違ってしまったものに「樹脂」があります。本来はプラスチックなどを「合成樹脂」と呼んでいたのを「合成」を略したわけです。これも会話の流れで見当がつきますが、本当なら天然素材の「樹脂」と「プラスチック」では性質・扱い方・廃棄の方法なども大きく違ってきます。嫁さんが数日前に「ウイルスソフト」について書いていましたが、このような「言葉の意味を左右する重要な部分を略してしまう」というのはかなり奇妙な風習だと思います。
2003/1/26 雑談コーナーを更新しました。
 今日は我が家の5回目の結婚記念日です。比較的変化のない5年間だった事もあり、「もう5年もたったのか?」という感じです。この5年間で変わった事と言えば、パソコンがらみの環境(結婚当初・NEC1台でアナログ56k接続→エプソン2台とiMAC1台でBフレッツ)と、お互いの腹回りについた脂肪くらいでしょうか。それ以外は5年間さほど変わっていない感じです。パソコン環境はともかく、脂肪のほうはなんとかしなければ、というのが6年目をむかえての目標です。これからもこの調子でやっていけたら、などと思いました。
2003/1/25
 ワームによるらしい世界的なネットワーク障害の影響がこの「つれづれの館」が使っているサーバーにも影響したようで、FTPに接続できませんでした。そういうわけで、このコーナーの更新もえらく遅くなりました。これまで世界的に猛威をふるった「コードレッド」「ニムダ」などは公私とも特に影響がなかったので他人事でした。しかし、このように自分に直接影響が出ると深刻さやワーム製作者への怒りの感情が全然違ってきます。
2003/1/24
 「CDの売り上げ減は違法コピーが原因」と言う理由で、一部プレイヤーやパソコンでは聞けない「コピーコントロールCD」が昨年あたりから出始め、各所で不評を買っています。その一方で発売後130週目の曲がCD売り上げの一位になりました。メーカーの言うことが本当なら、130週前に出た曲なんかコピーされつくして、CDを買う人なんかいないはずです。それがこれだけ売れているのは、いい曲であれば、コピー技術がどうだろうとCDは買われる、という事を意味しているのではないでしょうか。
2003/1/23
 職場で2年半ほど使っていたスキャナが故障したので、一応修理に出しました。見積もられた修理費は予想通り(?)、より高性能のスキャナを買うより高い額でした。当然のごとく買い換えましたが、「保証期間内だったらら無償でなおせる修理代が、新たなスキャナ一台の値段より高い」というのはどうも納得できません。廃棄物の増加は慢性的な問題となっています。廃棄物対策として「家電リサイクル法」などで廃棄する際に金を取るようになりましたが、それよりむしろ「修理すること」に何らかの援助をし、一つの製品を長く使えるようにするほうが建設的な廃棄物対策なのでは、などと思いました。
2003/1/22 旅行記と地元ネタを更新しました。
 サンケイスポーツによると、1995年にマリーンズの監督をやったバレンタイン氏は住まいの浦安からJR京葉線に乗っ て幕張本郷駅(千葉マリンの最寄駅)まで電車通勤していたそうです。自分が毎日使っている駅が記事に出るのは嬉しいですが、この「幕張本郷」は「海浜幕張」の誤記です。書いた記者氏はそういう「電車通勤」ネタが好きらしく、記事の中でブルーウェーブの仰木前監督が地下鉄通勤した駅の名前と片道の運賃まで調べて書いています。にもかかわらず、こんな誤記をやったのは、おそらく勘違いによる思い込みなのでしょう。記事に正確を期するには、自分が当然の事実と思い込んでいる事でも念のため疑わなければならない、といういい教訓になりました。
2003/1/21
 最近、久々に勉強をしたのですが、参考書を読みながらノートを取ってもどうも頭に入ったような気がしませんでした。ところが今日、通勤の電車の中で読む本がなかったので、その参考書を読んでいたら、家でノートを取りながらやるよりも効率的に内容が理解できました。学生時代は教科書・参考書を読みながらノートを取る方法でも頭に入っていました。しかし、10年以上もその手法を使わなかっため、ただ単に「参考書に書かれている事の要点を書き写す」という作業だけになって、頭の中には残らなかったようです。当面は読書主体の勉強に切り替えようと思います。しかし、書かないと学習できない項目も多々あります。それらをちゃんと修得するためにも、学生時代には出来ていた「ノートを取りながら頭にも記録する」という方法を思い出さねばならないようです。
2003/1/20 漫画図書館を更新しました。
 横綱の貴乃花が引退しました。前回出場した昨年の秋場所あたりからの貴乃花のひいき報道は凄まじいものでした。それは今場所になってさらに加熱し、「全国民が貴乃花の勝利に期待している」などという記事を書いた全国紙までありました。その報道に押されたのか、もともと膝の怪我が完治せず強行出場していた貴乃花はさらに肩を怪我したにもかかわらず、2日だけ休んで強行出場。最後の相撲は左手を怪我した相手に左手で振り回されて惨敗する、といった内容のものでした。もしマスコミが応援報道などせず、「こんな怪我で出ても自分の相撲は取れない」「完治してから進退を賭けるべきだ」という論調を主とした報道していたら、果たしてこのような結果になっていたでしょうか。
 考えてみれば、マスコミのひいき報道は12年ほど前の「若・貴フィーバー」の頃からそうでした。若乃花・貴乃花の兄弟は「ヒーロー」で、この二人と同期の横綱だった曙は「悪役」みたいな扱いでした。しかしながらフィーバーの頃はともかく、引退時の成績を見ると、若乃花は最後の1年は6場所中5場所が全休・途中休場で、唯一フル出場した場所は負け越しでした。貴乃花も最後の1年は、秋場所こそ「奇跡の復活」で準優勝したものの、4場所が全休で最後の場所はご存知の通り惨敗でした。一方、曙は怪我で苦しんだものの、最後の1年では優勝を2回し、他の場所も最低で12勝。優勝した翌場所に全休した後引退と、完全燃焼することができました。結果的には曙が一番幸せな幕引きができたわけで、こうやって考えると、「マスコミのひいきは引き倒しにしかならない」という事がよくわかります。
2003/1/19
 2時間ほど滞在する予定で3時間パックを断って漫画喫茶に入ったのに、ついつい長居してパック料金を使うより高い料金を支払ってしまいました。さらに電車に乗ろうとしたら10分以上時間があったので駅ビルの本屋で立ち読みして時間をつぶしたところ、1分ほど時間を間違えて乗り過ごしました。とどめに腹がかなり減ったと思っておかわり自由の店に入ったら全然腹が減っていなくてほとんど食べることができませんでした。どうも自己管理と自己認識に狂いが生じているようです。仕方ないので、その後するつもりだった買い物などをすべてやめて、帰宅して何もせずに過ごしました。長く生きていればそんな日もあるのでしょうね。それが休みの日だったのが不幸中の幸いだった、と考える事にしました。
2003/1/18
 最近、よく話題になる焼肉屋のチェーン店に行きました。オフィス街に立地している店に土曜日に行ったのでガラガラかと思いきや、座敷の6席とテーブルの10席ほどに「予約席」という札が出ていました。「さすが急成長中の店、この立地でも土曜の夜に予約満杯か」と驚いたのですが、いつになっても予約席に人は来ません。さらに、注文しようといくら呼び鈴を押しても店員さんもなかなか来ません。どうやら、店員が少なくて、それで一部の机を使わないために「予約席」としていたようです。店のほうは盛況で、一時期は外のベンチで待っている人までいました。店員が少なかった理由が、来客数を少なく見積もってシフトを組んだのか、それとも単に急な休みが出たのか分かりません。いずれにせよ、人件費を可能な限り切り詰めて収益を得ようという発想が元にある事だけは間違いありません。確かに、目先の収益を考えるとそれが最善なのかもしれません。しかしその思想は「客」というもの軽視しているな、とも思いました。焼肉がおいしかっただけにちょっと残念でした。
2003/1/17
 20年前のヒット曲を紹介する番組に「スーザン=アントン」という歌手が出ていました。嫁さんによると、世界的に有名な歌手だったらしいです。しかし、私の感想は「枢斬暗屯子に具体的なモデル(?)っていたんだ!」というものでした。てっきり、「スーザン」と「アントン」という外人の名前を適当にくっつけただけだと思っていたのです。漫画に出てくるパロディの元ネタを知らない事はよくありますが、モデルの存在すら知らなかった、初めての事でした。
2003/1/16
 春の選抜高校野球の入場行進曲に、昨年平井堅さんがカバーして話題になった「大きな古時計」が使われるそうです。ご存知の通り、この歌詞の内容は「百年間ゆっくり時を刻み続けて静かに役割を終えた時計」です。しかしながら、甲子園大会と言えば、学校の名誉だの監督の実績作りだののために、エースに連投を強いるような事が当然のように行われます。中には甲子園大会を最後に投手生命を絶たれた選手までいます。そう考えると、大会の主旨(?)と180度違う選曲のように思えます。せっかくだから「甲子園バージョン」として、「3日も休まずに連投、連投、延長になっても連投、連投、今は、もう、投げれない、そのとーうーしゅー」という節でもつけて演奏したほうがいいのでは、などと思ってしまいました。




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