2004年6月前半の野球見物日誌

2004/06/15(火) 中継が見れなかったので「プロ野球ニュース」見物記

 マリーンズ対ファイターズは高卒一年目プロ初登板初先発の内投手と立石投手の投げあい。その内投手は、2回まで無走者。3回も1安打のみで無失点に抑えますが、4回にプロ初失点、6回には走者を二人置いてエチェバリア選手にプロ初被弾。結局4失点でこの回で降板し、敗戦投手になりました。その間、打線の援護が一切なかったのはいただけません。
 まあ、20年近く前に「初登板初先発で無安打無得点を達成したが、その後鳴かず飛ばずだった」という選手もいたわけですから、この結果自体はさほど気にするものでもないでしょう。プロ野球ニュースの平松政次氏は「200勝する可能性もある」と言っていました。
 6回まで0点だった打線は、遅ればせながら7回に李選手の1ヶ月半ぶりの本塁打をきっかけに一挙4点。しかし、一打逆転の2死満塁で打者一巡して李選手が打席に立ちますが、ここは「元・千葉の守護神」の河本投手に抑えられました。
 結局得点はこの回のみで、昨日に続く1点差負けを喫して3連敗。ブルーウェーブに続いてファイターズにも10敗目を喫しています。
 また、本日、マリーンズの立川選手とタイガースの平下選手のトレードが発表されました。タイガースでの平下選手は、実力の割には出場機会がなかった印象があったので、新天地での活躍を期待したいところです。数年前まで四番も勤めた立川選手も、新天地の活躍を期待したいところです。

 おそらく都内で初となった東京ドームでのホークス対バファローズ戦は、中盤までにホークスがリード。終盤、守備の乱れなどにつけこんだバファローズも小刻みに得点して反撃しますが、最後は三瀬投手に抑えられました。ホークスの斉藤投手は一軍復帰後3連勝です。
 ブルーウェーブ対ライオンズは序盤はブルーウェーブリードも、中盤からはライオンズ打線が爆発し、最後は13対3の圧勝。ブルーウェーブの一桁失点は一日で終わりました。

 タイガース対スワローズは杉山投手と藤井投手が先発。好投していながら勝星がつかなかった杉山投手ですが、今日は五番に上がった矢野選手の2ランなどもあり、6回で降板した時点で6対3。その後もモレル投手・ウイリアムス投手・リガン投手という「助っ人リレー」で反撃を封じました。杉山選手はプロ初勝利です。
 ベイスターズ対読売は読売が先制しますが、ソロ2本で追いつき、7回に勝ち越し。最後は佐々木投手が15セーブ目を挙げました。
 カープ対ドラゴンズは、6回に一挙6点を挙げたドラゴンズが圧勝しています。

2004/06/14(月) 攻防ともチグハグ

 マリーンズ対ファイターズは清水直行投手と、一軍に復帰したループ投手が先発。マリーンズは期待の若手の今江選手と西岡選手を一軍に上げ、即スタメンで出場させました。両若手は結局出塁すらできませんでしたが、1回にはベニー選手、2回には小坂選手の適時打で得点し、幸先のいいスタートを見せます。
 ところが3回表、清水投手が連続二塁打で1点を返され、小笠原選手の適時打で同点に、さらに6月に入って不調のセギノール選手に勝ち越し2ランを打たれます。清水投手は結局8回を投げて7安打1四球だったのですが、そのうち4安打を3回表に喫したわけです。
 打線は5回にベニー選手の本日2本目の適時打で1点差に追いつきますが、反撃はそこまで。ファイターズを上回る10安打を放ちましたが、4・7・8回に先頭打者が安打で出ながら、それを返せなかったのが響きました。5月の低迷期をほうふつさせる拙攻で、約1ヶ月ぶりに連敗を喫しました。
 なお、ファイターズの二番手として7回にかつてのマリーンズのクローザーだった河本投手が、久々にマリンスタジアムに登場しています。
 ところで明日の予告先発は高卒ドラ1の内投手。ファームでは主にリリーフとして好成績を挙げていたようですが、いきなり初登板初先発とは驚きました。ぜひとも、期待にこたえ、好投してほしいものです。

 ブルーウェーブ対ライオンズは川越投手と大沼投手の先発。3回にブルーウェーブが3点取って大沼投手をKOすると、ライオンズは二番手に一昨日先発して3回でKOされた山崎投手を登板させます。しかし、6回にその山崎投手がピンチを作り、三番手の岡本投手が打ち込まれて追加点を挙げられ、最後は10対3でブルーウェーブが勝ちました。川越投手は4年ぶりの完投勝利です。
 ブルーウェーブの連続二桁失点は4で止まりました。また、これで対ライオンズ3勝目ですが、この3勝はいずれも二桁得点。なかなか効率的に勝てません。

 さて、昨日から球界を騒然とさせているオリックスと近鉄の合併問題ですが、早速、今日の報知が「パ消滅へ」「次はダイエーとロッテ」など、社の意向そのままと思われる記事を書いています。ちなみに、「ダイエーとロッテ」というのは、「球界関係者によると」という、情報源を明示できない記事でした。実質的には読売球団の機関紙とはいえ、建前上は「スポーツ紙」で「プロ野球」を記事にしているのに、その取材対象に対して失礼すぎるのではないでしょうか。
 他のメディアも「1リーグ10球団」に向け、「次はどことどこが合併」などという憶測記事を出しています。私は「球団削減」にも「1リーグ制」にも反対です。とはいえ、あえてその「1リーグ10球団」論に乗って考えてみました。すると、11球団中削減すべき球団は一つしか思いつきませんでした。
 まず、今回の「合併問題」の理由として、FA・逆指名ドラフトによる年俸高騰が挙げられます。という事は、そのような制度を推進した「元凶」が責任を取るべきです。
 さらに、パリーグの球団が赤字を抱えている原因は、「土俵の違い」があります。セ5球団は1/5の確率で地上波の全国放送があり、そこそこの放映権料が入ります。ところが、パの球団はその恩恵にほとんどあずかれません。一方、セの残る1球団は全試合地上波全国放送です。同じプロ球団なのに、こんなに不公平な話はありません。また、この不平等が解決され、全球団が平等の比率で地上波放送されれば、パの各球団の経営も改善されます。
 つまり、「10球団制」にするとしたら、読売球団を削除するのが最善なわけです。幸い、東京にはスワローズもありますし、隣接する神奈川・千葉・埼玉のいずれにも球団はあります。これで放映権を平等化されれば、各球団の経営に寄与するのみならず、多彩な球団の試合を見れる事により、ファン層の拡大も期待できます。もし10球団が回避不能だとしたら、球界の発展のためにも、ぜひともこの削減を実現させてほしいものです。

 ところで、本屋で元バファローズの金村氏の「プロ野球 勝てる監督負けるボス」という本を見かけました。科学的に監督を分析した本ではなく、自分の好き嫌いを言っているだけの本です。たとえば、野村克也氏などは、「キャンプで挨拶に行ったら嫌味を言われた」という個人的な恨みを延々と書き連ね、タイガースでの連続最下位だけを取り上げて「負けるボス」にしています。スワローズ時代については一言、ホークス時代については何も書いていません。一方、読売系の人々には非常に気を遣っています。まあ、そうでもないと、この業界では生き残れないから当然なのでしょうが。
 したがって、野球見物の参考にはなりません。ただ、鈴木啓示氏に対する罵倒は、実体験に基づいているだけの事があり、非常に笑えましたが。確かに、いくら自分の母校が甲子園で優勝したのが嬉しいからといって、ミーティングで「お前らもその高校を見習え」などと言われたら、プロの選手は激怒するでしょうね。

2004/06/13(日) 球団合併?

 朝から大ニュースが飛び込んできました。オリックスと近鉄が「合併」するとの事です。全貌はつかめませんが、実質的には近鉄が球団経営をやめ、現在のバファローズとブルーウェーブを統合して、オリックスが経営する、という形になるようです。そうなると、当然ながら球団数は減り、奇数になります。それについて、報道では「1リーグ制に移行」などと書かれています。もちろん、11球団で1リーグなどというわけにはいきませんから、暗に「もう1(もしくは3)球団減らす」という事を意味しているのでしょう。
 これまで、近鉄やダイエーは、命名権などで赤字脱却のための手段を模索していました。しかし、度ごとに読売のオーナーが難癖をつけて実現には至りませんでした。公言しているように、読売のオーナーは「球団を減らして1リーグ」論者です。それゆえに、これまでの「生き残り戦術」は当然、潰しにかかるわけです。それに対し、今度の「合併」はオーナー氏の意向にかなった動きなので、実現する可能性は高そうです。
 まだまだ第一報の段階なので何とも言えませんが、少なくともプロ野球界にとっては、非常によくない流れになりつつある事だけは確かです。

 その渦中の両球団ですが、バファローズはファイターズと対戦。初回に正田投手から4点取るも、直後の2回表にバーン投手が3点を取り返され、以下、取ったり取られたりのシーソーゲームとなり、7対7の同点で9回裏になります。
 クリーンアップからの攻撃という事もあり、ファイターズはクローザーの横山投手を投入。ところが、いきなり先頭の北川選手にストレートの四球を出します。ここでバファローズは代走に俊足の森谷選手を投入。期待に応え、次のバーンズ選手の打席で盗塁を決めます。さらに、そのバーンズ選手がセンター左にライナー性の当たり。これを新庄選手が好捕しますが、森谷選手はちゃんと二塁ベースについており、タッチアップで三塁に進塁。抜ければそこからスタートしてもサヨナラ、という状況とはいえ、なかなか出来ない的確な判断ではないでしょうか。そして、続く大西選手もライトの深いところにサヨナラ犠飛を打ち上げました。
 終わってみれば、無安打1四球でサヨナラ勝ちしたわけで、まさしく「足でつかんだ勝利」と言えるでしょう。
 また、ホークス対ブルーウェーブは今日もホークスが野村投手を打ち、序盤から得点。3回裏に早くも5点目を挙げ、「連続5得点以上」をあっさりと更新しました。この時は、昨日・一昨日と同じ展開になるかと思いましたが、7回表にグーリン投手、さらには二番手の山田投手を攻め、オーティズ選手の本塁打で追いつきました。
 しかし反撃もここまで、直後にホークスが3点取って突き放し、8回にもダメ押しの2点を取り、終わってみれば11対6でした。これでブルーウェーブは4試合連続二桁失点です。

 ライオンズ対マリーンズは張投手と高木投手が先発。初回にベニー選手の2ランで先制しますが、直後に佐藤友亮選手の二塁打を足がかりに1点返されます。さらに4回にはGG佐藤選手のプロ初本塁打で追いつかれ、6回には継投のタイミングがちょっと遅れ、GG佐藤選手の犠飛で勝ち越されます。そして7回、安打で出た佐藤友亮選手が内野ゴロで2塁へ。さらに次のフェルナンデス選手の打席で三盗を試みると、捕手が悪送球。一気に生還されてしまいました。さらに、安打などで走者を三塁に置いて暴投で失点。そして中島選手に適時打を打たれ、止めを刺されました。
 その直後の8回表に福浦選手の2ランが出たものの、時すでに遅しで、その裏にダメ押しの2点を取られ、最後はセーブのつかない局面ながら、豊田投手に三者凡退に抑えられました。
 両佐藤選手にやられた試合、という感じでした。それにしても、一昨日の11回裏といい、失策がことごとく点に結びついてしまいます。

 タイガース対ベイスターズは6月に入ってやや調子が落ち気味の福原投手と、4勝中3勝がタイガースという三浦投手が先発。初回2死無走者からいきなり2点を取られ、1点を返すものの、種田選手に3ランを打たれ5対1に。最終的には7対2で敗れ、早くも今シーズン対ベイスターズ10敗目を喫しました。
 スワローズ対ドラゴンズはマウンス投手と朝倉投手が先発。昨日と違い、スワローズ打線は10安打を放ちますが、拙攻で1点しか取れません。一方、ドラゴンズ打線もなかなか得点できませんが、6回表に5安打で2点と効率の悪い攻撃をしますが、結局これが決勝点に。昨日と同じスコアで、ドラゴンズが落合監督の故郷で連勝しました。
 読売対カープは読売が勝ったようです。

2004/06/12(土) 結果よければ?

 タイガース対ベイスターズは16時開始の薄暮試合。先発は久々の伊良部投手ですが、今日も打ち込まれ、3回までに多村選手に二本塁打を喫するなど6失点でした。しかし、タイガース打線もウォーカー投手を打ち、3回裏までに6点を取ります。
 そこからは一転してゼロ行進。8回表からは先週のこのカードで8回に登板して逆転負けを喫した安藤投手が登板しましたが、今日はきっちり抑えます。
 そしてその裏、先頭の赤星選手が安打で出塁しますが、盗塁はなく次の藤本選手が2ストライクから再度送りバント。これが小飛球となり、川村投手はワンバウンドで取り、一塁ベースカバーの種田選手に送球。走者の赤星選手は一塁から離れていなかったのですが、種田選手は先に赤星選手にタッチした後、一塁を踏みました。タッチと一塁を踏むのの順番が逆だと赤星選手はセーフなのですが、この順番だと併殺が成立するわけです。岡田監督は抗議をしますが、もちろん通りませんでした。
 そのように、悪い流れになったのですが、次の今岡選手が本塁打を放ちます。さらに金本選手が内野安打、檜山選手が右前安打と続き、2死1・3塁となりますが、続く本日すでに猛打賞の葛城選手は倒れ、1点止まりでした。
 本塁打を含む4安打ながら、1点しか取れない、というのはかなりの拙攻で、あまりいい流れではありません。しかし幸い、残りは1イニングしかなく、その9回表を安藤投手が8回に続いて三者凡退。最後は二者連続三振でした。
 これでやっと対ベイスターズ戦2勝目。借金も2に減りました。

 秋田で行われたスワローズ対ドラゴンズは山本昌投手が好投。8回を3安打無四球・ソロ本塁打による1点のみに抑えます。打線のほうは10安打4四球で2点と拙攻でしたが、投手陣のおかげで、接戦をものにしました。
 読売対カープは読売が勝ったようです。

 ホークス対ブルーウェーブは、今日もホークス打線が爆発。昨日に続く二桁得点で12点を取り、投げては「谷間先発」の倉野投手が5回を2点に抑えて勝ち投手になりました。ブルーウェーブは3試合連続の二桁失点です。また、ホークスは昨日作った「連続5得点以上」の日本新記録を16に伸ばしています。
 残り2試合のデーゲームは見れなかったので結果のみ。
 ライオンズ対マリーンズは新人の山崎投手とミンチー投手が先発。ミンチー投手は初回にソロ2発を浴びます。しかしその後はライオンズ打線の拙攻もあり、2回から5回を無失点に抑えます。さらに二番手の今季初登板の山崎投手が6回から8回を2安打無失点に抑えます。
 一方、前回の対戦では、山崎選手から1点しか取れなかったマリーンズ打線ですが、今日は3回に清水将海選手のソロ、さらにはベニー選手の3ランで逆転。さらに6回には小坂選手のスクイズ、7回には連続適時打で追加点を挙げ、最終的には9対2で勝ちました。
 昨日、悪い負け方をしているだけに不安だったのですが、悪い雰囲気を払拭する快勝だったようです。
 バファローズ対ファイターズは岩隈投手が登板。ここ2試合ほどマリーンズ相手に勝てなかった岩隈投手ですが、6回までファイターズ打線を抑えます。7回には2失策など守備に足を引っ張られて失点しますが、自責点はゼロ。打線も北川選手の本塁打などで7点を取って勝ちました。これで岩隈投手は10勝0敗となっています。

2004/06/11(金) 勝ち試合を・・・

 ライオンズ対マリーンズ戦は許投手と小林宏之投手が先発。両チームとも投手がよく、小林宏投手は6回を3安打5四死球無失点、許投手も7回を3安打4四死球、李選手の犠飛のみの1失点に抑えます。そして、7回の藤田投手、8回の薮田投手もともに三者凡退で抑え、9回裏に小林雅英投手がマウンドに上がりました。
 五月後半あたりから、本来の調子に戻ったように見えた小林投手ですが、いきなり、先頭の石井義選手に四球を出します。続く中島選手は抑えたものの、田原選手に安打を安打を打たれて1死1・3塁とし、佐藤友亮選手に同点打を打たれます。この三人はいずれも途中出場。普段も控えで使われており、推定年俸は三人あわせて小林投手の5分の1、といったところです。
 10回裏も失策でピンチを作りますが、ここは小林雅投手が何とか抑えました。そして11回裏、2死2塁から小野投手が柴田選手を平凡な一塁ゴロを福浦選手がエラー。その直後に小関選手のサヨナラ打が出て、試合が決まりました。
 先発・中継ぎが苦労して勝ちにした試合を、高年俸の抑えが同点にし、これまた高年俸の主砲の凡ミスで試合が決まってしまいました。あまりにも後味の悪い「自滅」とも言える敗戦。今月に入っての上昇ムードに水を差さねばいいのですが・・・。

 ホークス対ブルーウェーブは序盤から打ちまくったホークスが11対2で圧勝。なんか、だんだんと昨シーズンの関係に戻りつつあるようです。和田投手は完投勝ちしました。
 バファローズ対ファイターズは高木投手と金村投手が先発。2回の表にファイターズが3点を取り、それが決勝点になり、3対1でファイターズが勝ちました。
 読売対カープはカープが工藤投手を打ってリード。終盤、カープは1点差に追いつかれましたが、9回表に浅井選手が代打満塁本塁打。これが大きく、その裏に2点を返されたものの、なんとかカープが逃げ切りました。
 なお、タイガース対ベイスターズは雨天中止でした。

2004/06/10(木) 1試合だけ

 今日は最初からベイスターズ対スワローズ戦しか予定されていませんでした。昨日、後味の悪いコールドゲームとなりましたが、今日は雨も降らず、普通に9回まで行われました。
 ベイスターズ先発の斉藤隆投手は、1回表にいきなり二塁打・四球とピンチを作り、3番の岩村選手に3ランを打たれます。さらに、4回にも2点を取られ、5対1となります。
 スワローズ先発のベバリン投手は制球は良くありませんでしたが、何とか6回を本塁打による1点のみに抑えます。そして、7回の杉本投手、8回の河端投手も無失点に抑え、5対1のまま9回裏に。
 ここで続投した河端投手が簡単に2アウトを取り、一人出塁後、内川選手を三振に。しかし、これが振り逃げととなり、続く古木選手が適時打を打ち、3点差として満塁に。
 この一発出れば逆転サヨナラのピンチでクローザーの五十嵐投手が登板。150km/h台の速球を連発しますが、多村選手には押し出しの四球を与えます。昨日の事もあり、スワローズには悪い流れかと思いましたが、最後は金城選手を打ち取り、なんとかスワローズが逃げ切っています。

2004/06/09(水) 6試合で先月の8割

 ブルーウェーブ対マリーンズはフィリップス投手と渡辺俊介投手が先発。3回までは接戦でしたが、4回に2点を追加して5対2とし、さらに5回には一挙6点を追加し、試合を決めました。7・9回にも追加点を挙げ、最終的には17対7で圧勝し、神戸初勝利を挙げました。
 先発全員はもちろん、守備固めに入った選手にまで安打が出て、出場野手12中11人で合計23安打を放ちました。特に、福浦選手と李選手は4安打しています。
 これではやくも今月は6試合で57点。先月の総得点のほぼ8割を取ってしまった計算になります。チームのほうも今月に入って5勝1敗となり、4位バファローズとの差を1にまで縮めました。
 また、この試合で初芝選手が通算1500本安打を達成しています。

 バファローズ対ライオンズは加藤投手と石井貴投手が先発。6回まで0点に抑えられていたバファローズ打線ですが、7回裏に一挙4点取って逆転し、4対3とします。6回から登板したカラスコ投手が好投し、3回を1安打に抑えます。
 ここであとは9回表にクローザーの福盛投手が登板してセーブを挙げる、と思ったところ、なぜかカラスコ投手が続投。確かに1まわりは抑えましたが、それが続く保障などどこにもありません。それどころか、カラスコ投手の9回の成績は目も当てられないほどです。投球回数といい、過去のデータといい、続投させる理由があるとは思えません。
 そして9回表、先頭打者は抑えるものの、次の打者が失策で出塁、その後連打されて1死満塁となったところで、福盛投手に交代となりました。その福盛投手は、フェルナンデス選手は抑えたものの、続く4番・和田選手に逆転適時打を打たれ、それで切れたのか、以下4点取られてしまいます。これは福盛投手を責めるわけにはいかないでしょう。
 その裏、バファローズもバーンズ選手の適時二塁打などで1点差に迫りますが、そこまでで終わりました。ここまであからさまな「采配による敗戦」は久々に見ました。
 ファイターズ対ホークスは4・5回にズレータ選手の2打席連続3ランが飛び出し、8対4でホークスが勝っています。

 カープ対タイガースは高橋投手と井川投手が先発。立ち上がりに井川投手が3安打3四死球と乱れて3点を失います。その後は抑えたものの、結局はこの3点が決勝点となってしまい、3対2で敗れてしまいました。この結果、タイガースは「最下位転落」となっています。
 ベイスターズ対スワローズはスワローズが2回に5点を取ってリード。5回裏にベイスターズも3点を返しますが、雨が強くなり、試合が長時間にわたって中断されます。しかし、試合が成立しているにも関わらず、中止の宣告はなく、グランドに水溜りができているにも関わらず、雨脚が遅くなった時点で続行しました。
 7回裏には、判定に抗議した若松監督が退場になりましたが、これはその判定に対する怒りだけではなかったのかもしれません。そして、その7回裏にウッズ選手が同点2ランを打ち、続く8回表にスワローズが1死1・2塁の好機を作りますが、そこで中止となり、結局5対5の引き分けとなりました。
 ドラゴンズ対読売は読売が勝ったようです。

2004/06/08(火) やっと大量援護

 カープ対タイガース戦。先発は黒田投手と藪投手。現在、リーグ防御率首位の藪投手ですが、ここまで味方打線の援護がなく、ここまで2勝5敗です。しかし、2回に金本選手の先制本塁打を皮切りに、初スタメンの葛城選手が移籍1号の2ラン。さらに3回にも得点圏打率の悪かった檜山選手の適時打などで追加点を挙げて6対0とし、早々と試合を決めました。
 藪投手は、解説の達川氏によるとあまり調子がよくなかったそうです。しかし、結果的にはカープ打線を3安打2四死球に抑え、2年ぶりの完封勝利を挙げました。

 ベイスターズ対スワローズ戦は、序盤でスワローズがリードしますが、8回裏にベイスターズが追いつき、さらに無死1・2塁と攻め立てます。しかし、ここで送りバントに失敗し、強行したものの併殺打。結局、同点どまりで終わりました。そして、9回表に岩村選手が勝ち越し2ランを打ち、これが決勝打となりました。
 流れからしても、送りバントの成否が大きく勝敗を分けた試合と言えそうです。
 ドラゴンズ対読売は、8回まで5対1と劣勢だったドラゴンズですが、8回裏に福留選手の2ランからはじまって、一気に4点を取って同点に。9回裏の1死満塁のサヨナラ機は逸したものの、延長10回裏に、荒木選手がサヨナラ打を打ちました。

 バファローズ対ライオンズは7回表までパウエル投手と西口投手による投手戦。しかし、バファローズ1点リードでむかえた7回裏に怪我で出遅れていたバーンズ選手が来日1号の満塁本塁打。さらに次の回には2打席連続の3ランを打ち、終わってみれば10対1の大差になりました。パウエル投手は完投で2勝目です。
 ファイターズ対ホークスは柴原選手の二打席連続本塁打などで、序盤でホークスが押本投手を打ち込んでリード。新垣投手が7回を1失点に抑え、5勝目を挙げています。
 これでホークスはライオンズに0.5ゲーム差に迫り、一方ファイターズは借金生活。3位から最下位までが4.5ゲーム差ですから、下位球団はどこでも3位浮上の可能性は十分あります。
 なお、ブルーウェーブ対マリーンズは雨で中止でした。

2004/06/07(月) またもや神戸で勝てず

 ブルーウェーブ対マリーンズ戦。開幕から2ヶ月半近くたちましたが、マリーンズはいまだに神戸で勝っていません。先発は川越投手と清水直行投手。思えば今期初の神戸の試合は、7回まで完封ペースだった清水直行投手が8回に大逆転負けを喫した試合でした。
 今日も1点先制はしましたが、4回に谷選手に逆転2ランを打たれるなど3失点。さらに7回にはブラウン選手にとどめとも言うべき2ランを打たれ、試合は決まりました。
 これで、神戸では6連敗。今月に入ってから続いていた連勝も4で止まりました。はたして、いつトンネルを抜けるのでしょうか。
 ファイターズ対ホークスは、本塁打攻勢をかけたホークスが9対6で勝ちました。6〜8回まで、松中選手・井口選手・城島選手がそれぞれソロ本塁打を打って着実に突き放しました。9回裏に小笠原選手の3ランが出ただけに、この追加点が非常に大きかったわけです。これで、王監督は監督通算1,000勝を達成しました。
 バファローズ対ライオンズは追いつかれた直後に適時内野安打で勝ち越したライオンズが勝ちました。9回裏には豊田投手から北川選手が適時打を打って1点差としましたが、及びませんでした。

2004/06/06(日) 何も見ていないので結果だけ

 ライオンズ対ホークスは、8回表に井口選手が逆転満塁本塁打を打ってホークスが勝ちました。2回までに6点を取られながら、3回から7回を無失点に抑えた斉藤投手が4勝目を挙げています。
 ファイターズ対ブルーウェーブは2回裏に小笠原選手の3ランで逆転したファイターズの勝ち。再び貯金を1にしました。
 マリーンズ対バファローズと、セリーグの3試合は雨で中止でした。

2004/06/05(土) サヨナラ3試合

 ベイスターズ対タイガース戦は、吉見投手と下柳投手が先発。1回表に1点先制するも、その裏に下柳投手の立ち上がりを攻められ、一挙に5点を失います。しかし、2回以降は下柳投手、さらには二番手の金沢投手、三番手の桟原投手がベイスターズ打線を抑えます。そして、5回に1点を返し、7回表には今岡選手の3ランでついに同点に。
 ところが、追いついたまでで逆転できず、同点のまま9回裏を迎えます。8回から登板の4番手のリガン投手が安打と四球で2死2塁に。ここで打者は鈴木尚典選手。首位打者2回の実績を持つ鈴木選手ですが、ここまでの打率は1割9分5厘。解説の斉藤明夫氏とTV神奈川のアナウンサー氏も、いかに今期の鈴木選手が打てないかをデータをもとに論じています。「ここまで本塁打がありません」「いやそれ以前に適時打がありません」「打点2は犠飛と内野ゴロでしたか。確かあれはナゴヤドームだったと思います」。数少ない打点なだけに、状況まで覚えられているのです。
 とまあ、OBと地元アナにけなされまくりの鈴木選手ですが、この打席ではなんとサヨナラ3ラン。今期初適時打が「大仕事」になってしまいました。
 タイガース側から見れば、昨日の安藤投手に続き、リガン投手が打たれて接戦を敗れたというのは非常に痛いと言える試合でした。
 ドラゴンズ対カープはカープが快勝。スワローズ対読売は読売が勝ったようです。

 デーゲームは見ていないので、伝聞情報のみです。マリーンズ対バファローズはミンチー投手と岩隈投手が先発。先週の土曜日と同じ組み合わせでした。そして先週と同じようにマリーンズは2ランとソロで岩隈投手から3点を奪います。一方のバファローズも8回に中村選手の本塁打で追いつき、先週の試合と同様に延長戦に。そして11回裏、クローザーの福盛投手を攻めて満塁とし、そこでサブロー選手が犠飛を打ち、4対3でサヨナラ勝ちしました。
 先週の試合では11回裏に満塁でバファローズの星野選手が小林雅投手からサヨナラ安打を打ち、4対3で勝っています。まさしく、先週の裏返しの展開と言えるでしょう。
 ライオンズ対ホークスは乱打戦。9回裏にここまでいずれも失点にからむ2失策をしていた平尾選手のサヨナラ打が出て、ライオンズが勝ちました。
 ファイターズ対ブルーウェーブ戦は序盤でリードしたブルーウェーブが、終盤に粘るファイターズを振り切って勝っています。

 ところで、昨日、バファローズの中村選手が通算300号を打ちました。それを報じるスポーツ報知の見出しはノリ、清原へ祝砲でした。自分の区切りとなる本塁打を、他人の区切りとなる安打の「祝砲」と認識する選手などいるわけがありません。一昨年、中村選手が読売をFAで蹴りましたが、まだそれを根に持っているのでしょうか。それにしても、自社の選手を盛りたてるために、関係ない選手を貶めるという神経には呆れるよりありません。

2004/06/04(金) 通算300号

 マリーンズ対バファローズは、高木晃次投手と川尻投手が先発。2回に今日から復帰した李選手の死球を足がかりに、サブロー選手の適時打で先制。さらに3回はその李選手に適時打が出て、3対0とリードします。
 前回のライオンズ戦で好投した高木晃次投手ですが、3回までは0点に抑えたものの、4回に磯部選手の2ランで1点差。そして6回、1死2塁から中村選手に逆転2ランをライトスタンドに打ち込まれます。ライナー性の当たりでしたが、普段、快心の当たりの時はバットを放り投げる中村選手が、バットを持ったまま走ろうとしたのが、ちょっと意外でした。これで中村選手は通算300号本塁打を達成しています。次の磯部選手に安打を打たれたところで、高木晃次投手は降板しました。
 続く7回、2番手の小野投手が2死1・2塁のピンチを作り、先ほど本塁打を打った中村選手が打席に。一発出れば試合が終わりかねない局面でしたが、ここで薮田選手に交代するというリレーが効を奏し、なんとか無失点で切り抜けました。
 4回以降、バファローズ2番手の高木康成投手に抑えられていたマリーンズ打線ですが、その裏、福浦選手の適時打で同点に。さらには3番手のカラスコ投手から、代打の初芝選手の適時打で勝ち越します。
 8回表には北川選手に同点本塁打を喫しますが、その裏、堀選手が三塁打を打ち、代打の浜名選手が勝ち越しの犠飛を打ちます。続く大塚選手がトドメのソロ本塁打を放ちました。最後は、小林雅英投手が3者凡退で抑えて13セーブ目を挙げています。
 これで、接戦を制して3連勝。代打に出た選手がきっちり打点を挙げるなど、かなりいい流れになっていると言えるでしょう。明日のバファローズ先発は岩隈投手ですが、この好投手相手にどう戦えるかで、チームの復調具合がわかると言えるかもしれません。

 ファイターズ対ブルーウェーブは金村投手とムーア投手が先発。同点でむかえた7回裏に、2死満塁で島田選手が走者一掃の三塁打。これが決勝点になり、最後は横山投手が12セーブ目を挙げています。これでファイターズは貯金1となっています。

 ベイスターズ対タイガースは、門倉投手と杉山投手の投げあい。3回に金本選手の本塁打が出て2対1になったあとは投手戦に。ところが、8回表から登板した二番手の安藤投手がソロ本塁打を二本浴びて逆転されます。そうなると、9回は佐々木投手が登板。あっさり三者凡退に討ち取られました。
 これでベイスターズ戦1勝8敗。昨年とは正反対に、「どんな展開になっても最後は負ける」という感じです。
 ドラゴンズ対カープは朝倉投手とベイル投手の投げあい。1対1の同点に追いつかれた直後に、福留選手の勝ち越し適時打が出て、これが結果的に決勝打となりました。
 スワローズ対読売は、先制されたスワローズが、1回裏にラミレス選手の三塁打などで一挙4点を取って逆転。その後も追加点を挙げ、読売の追撃を振り切って勝っています。ベバリン投手は4勝目、工藤投手の連勝は5で止まりました。
 なお、昨日のタイガース対スワローズ戦で、五十嵐投手がプロ野球史上3人目の158km/hを出したそうです。

2004/06/03(木) 新人の差?

 タイガース対スワローズは、福原投手と川島投手が先発。スワローズ打線は福原投手から小刻みに得点します。4回には川島投手自らの適時打で3点目を挙げました。その川島投手に対し、タイガースも安打は出るものの、点を取れません。5回・7回とも、檜山選手が無死から安打で出塁しますが、続く鳥谷選手が凡退して2塁にも送れず、もう一安打するが得点できず、という展開がありました。やはり1割5分台の選手が七番スタメンというのは、ちょっとつながりを欠くのでは、と素人目にも思えます。
 その一方で、終盤にもスワローズは着実に追加点を挙げます。9回裏に五十嵐選手から2点を取ったものの焼け石に水で、結局5対2で負けました。これで川島投手は4連勝で4勝目。少なくともこの試合に限って言えば、自由枠新人の差が結果を分けたと言えるでしょう。
 カープ対ベイスターズは、序盤に得点したカープがベイスターズの追撃を振り切って4年目の先発・玉山投手が、プロ初勝利を挙げています。
 読売対ドラゴンズは読売が勝ったようです。

 ライオンズ対ブルーウェーブは一度はブルーウェーブが谷選手の本塁打で追いつきますが、6回裏に勝ち越され、さらに8回にもこの日2本目の和田選手のソロでダメ押し点。8・9回は森投手→豊田投手が完全に抑え、これで対戦成績を9勝2敗としました。やはり接戦だとブルーウェーブはライオンズに勝てません。
 なお、マリーンズで二軍落ちしていた李選手が明日から一軍復帰するようです。上がり気味のチームの勢いを本物にすべく、打ちまくってほしいものです。

2004/06/02(水) ついに復活勝利

 実は中継を全然見ていませんでしたが、嬉しい事が多数あったので、スコアとプロ野球ニュースを元に「見物したふり日記」を書きます。
 ホークス対マリーンズ戦は、星野投手と黒木投手が先発。前回、6イニング1安打無失点ながら、肩の違和感で降板し、直後に同点にされて勝ち投手になれなかった黒木投手ですが、今日は四球が多く5回で3安打5四球で115球も投げる、という状態。しかし、牽制死や併殺に助けられ、5回を無失点で抑えます。
 一方、打線は昨日に続いて大爆発。初回に橋本選手が満塁本塁打を放ち、さらに着実に追加点も挙げ、5回を終わって9対0と一方的な展開。さらに2点を返された直後の6回には、適時打4本に犠飛と攻撃がつながり、一挙6点を取りました。つい数日前までの「走者は出すけれど適時打が出ず、残塁の山」状態が遠い昔のようです。
 終わってみれば15対5の圧勝。昨日の13対6とあわせて2日で19点差をつけたわけで、これでいつぞやの21対0の借りを返したといえるかもしれません。それにしても、2日で28点取ったわけですが、5月の総得点は72点だったわけですから、この二日で先月の総得点の4割弱を取ったわけです。また、これでチームは4月末以来の「連勝」をしています。
 ただ、圧勝試合とはいえ、6回以降は少ないながら毎回失点でした。このあたりリリーフ陣には課題が残ったと言えるかもしれません。
 いずれにせよ、月が変わって流れが変わったと期待を持てそうな連勝でした。なお、黒木投手の白星は2001年7月以来です。

 ブルーウェーブ対ライオンズは11対2でブルーウェーブの圧勝。2勝8敗ですが、勝つときはともに圧勝です。もう少し他の試合にとっておけば・・・とも思いますが、逆に言えば接戦を取れないからこの対戦成績、という事なのでしょうね。
 バファローズ対ファイターズはバファローズが勝ちました。これで両チームのゲーム差は1に縮まっています。

 タイガース対スワローズは、井川投手と藤井投手が先発。前回の登板で4連敗を脱したとはいえ、内容は全然良くなかった井川投手ですが、今日は調子が良くないながらもスワローズ打線を完封。終盤には4連続奪三振などもありました。もともと、シーズン中盤から調子をあげていくタイプだけに、これがいいきっかけになりそうな感じです。
 一方、ここ4試合で4点しか取れなかった打線も、今日は初回に4点を取り、終盤にはアリアス選手の久々の本塁打で加点して6得点。昨日登録された早川選手が早速活躍しました。
 ベイスターズ対カープは初回6点を取ったベイスターズが勝ちきりました。吉川投手がプロ初勝利を挙げています。読売対ドラゴンズは読売が勝ったようです。

2004/06/01(火) ツキが変わった?

 ホークス対マリーンズは杉内投手と小林宏之投手が先発。初回にベニー選手の適時打で先制し、さらに2回に里崎選手のソロで追加点。そして制球の乱れた杉内投手から押し出しで追加点を挙げ、さらに2死満塁の好機。昨日は同じ2回、さらには3回の満塁機を逸したのですが、今日はここで福浦選手がプロ初の満塁本塁打。一気に7対0と大量リードとなりました。
 その後、ホークスに反撃をされたものの、小林投手が6回を3失点に抑えます。そして後半、打線は7・8・9回と追加点。最終回に藤田投手が打たれて3点を取られましたが、終わってみれば先発全員安打・全員得点で13対6の圧勝でした。二桁得点は4月27日以来ですから、1ヶ月と4日ぶりです。
 また、ブルーウェーブが負けたため、ゲーム差なしながら、「最下位脱出」となりました。月の最初の試合で久々の大勝。これで流れも変わるといいのですが・・・。
 ちなみに、この試合中、降板した杉内投手が怒ってベンチを殴り、小指を骨折してしまったそうです。昨シーズン終盤にも、ライオンズの豊田投手がやはりマリーンズ戦の降板後に似たような怪我をして、残りシーズンを棒に振ってしまいました。マリーンズに打たれるのは、そんなに腹立たしいものなのでしょうか。とにもかくにも、大事な「商売道具」なのですから、大切に扱ってほしいものです。

 バファローズ対ファイターズは、故鈴木貴久コーチの追悼試合として行われました。そして、その鈴木コーチの背番号「2」を引き継いだ的山捕手が好守に活躍。打っては先制の犠飛・4点目となった好走塁での本塁突入がありました。守っては、ヒーローインタビューでバーン投手にも誉められた好リードで完封リレーを演出しています。
 ライオンズ対ブルーウェーブはライオンズの勝ち。ブルーウェーブは対ライオンズ1勝8敗です。これで再び、ライオンズが単独首位となっています。

 タイガース対スワローズは、先制はしたものの、藪投手が中盤に逆転本塁打を喫し、打線も相変わらず藪投手を援護できません。結局5対2で負け、これで4連敗。勝率5割をきってしまいました。
 カープ対ベイスターズはベイスターズの快勝。読売対ドラゴンズは読売が勝ったようです。

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