マリーンズ対ホークス戦。ホークスの先発は、昨年から6連敗中の斉藤投手でした。しかし、実はバレンタイン監督は前回の95年の後半にホークスに10連勝、昨日も勝ちましたから、11連勝中です。
というわけで連勝同士(?)の対決となったわけですが、斉藤投手は昨年の対マリーンズの内容とはほど遠く、フランコ選手・ベニー選手が打点を挙げました。対するミンチー投手は7回まで無失点で7回まで5対0。しかし8回にソロ本塁打を浴び、9回には連続長打で1点を失いなお無死2塁。まだ3点差とはいえ、日本一打線相手にピンチを迎えました。打席には昨日、小林雅英投手から一度は同点となる本塁打を打った城島選手です。
このピンチにバレンタイン監督は小林雅英投手をマウンドに。昨日のリベンジという事でしょうが、らしい起用と思いました。ただ、小林投手は城島選手は抑えたものの、四球を二つ出すなど、結果的にセーブはつきましたが、不本意な内容でした。
とはいえ、これで対斉藤投手の連敗を止めるとともに、バレンタイン監督の対ホークス連勝を12に。そして、7試合とはいえ、「単独首位」となっています。
というわけで、明らかに昨年までとは違うマリーンズ。ただ、マリンスタジアムのバックネット脇に会長が逮捕されたサラ金屋の広告が掲載されているのは、昨年と変わっていません。なんとかしてほしいものです。
ブルーウェーブ対バファローズ戦は、今日も打ち合い。結果的にブルーウェーブは勝ちましたが、スコアは14対10と、昨日に続く二桁失点。開幕戦こそ4失点でしたが、それ以降、9・8・8・10・10と、平均9失点という打たれぶりです。打線好調で目立ちませんが、なかなかの投壊ぶりです。
札幌ドームのファイターズ対ライオンズ戦も、11対9でライオンズが勝つという打ちあい。それにしても、開幕早々、派手な試合が多いものです。あと、昨日の試合後に新庄選手は「明日も勝つ」と言ったとか。これはタイガース時代、「言うと負けるセリフ」として知られていましたが、ファイターズでも同じだったようです。
読売−タイガース戦。昨日5番を打っていた清原選手は一日でお払い箱。まさしく「代わりはいくらでもいる」状態です。しかし、代わりのペタジーニ選手も4タコ。明日はその代わりを江藤選手がやったりするのでしょうか。
今日は、小久保選手に本塁打が出たものの、「四番カルテット」の安打はそれ1本。タイガースの福原投手が好投した、というのもあるのですが、「何だかな」という感じです。とはいえ、やはりプレッシャーは相当なものなのか、タイガースは9回に4点差ありながら、昨日に続き、安藤投手とウイリアムス投手を投入していました。結果的に打てなかったとはいえ、やはりこの「四番集団」が異常である事がよくわかります。
というわけで、いろいろ思うところはありますが、とりあえず、読売相手に開幕連勝は嬉しいものです。
スワローズ対ベイスターズ戦は、ベイスターズ2点リードでむかえた8回、佐々木投手へのつなぎで登板したギャラード投手がラミレス選手に逆転3ランを打たれてしまいました。ギャラード選手としても、不本意な場所での登板で、本来の力を出し切れないのではないでしょうか。やはり、この人に中継ぎは向きません。
また、ラミレス選手がヅラをつけてヒーローインタビューを受けていたのにも驚きました。本当に、この人はファンサービス精神が旺盛です。
ドラゴンズ対カープは、昨日に続き、カープが序盤に大量失点して、ドラゴンズ快勝だったようです。