2003年10月後半のつれづれの日々(更新情報)
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2003/10/31(金)
 選挙のたびに「おはようございます」しか言わない候補が幕張本郷駅前に出現します。今朝いた衆院選の自民党候補がやはりこの「戦術」を使っていました。さすがは(?)国政選挙なだけあり、地方選挙の候補者と違い、ついている運動員の数が10人くらいいました。しかし、それだけいて、言う事は、「おはようございます」だけなのですから、呆れるよりありません。こんなのでも、もし当選したら、「国権の最高機関」の一員になるわけです。そう考えると、改めて日本の将来が不安になり、朝っぱらから不快になりました。
2003/10/30(木) 野球見物日誌を更新しました。
 7年前に買った電動髭剃りがガタがきたので買い換えました。今度のメーカーは、「街頭髭剃り広告」で有名なB社のものです。確かにあれだけ能力を自慢するだけあって、その「髭剃り力」はかなりのものでした。しかし、同時に皮膚への刺激もかなりのものでした。
 考えてみれば、「他社製品なら剃り残す髭も処理できる」くらいの強さがあるなら、髭以外への影響力が強いのも当然です。しかし、買う前はなかなか気づかないものです。ただでさえ、髭剃りなどは、何年に一度しか買わないものですし。
 というわけで、本格的に剃るのは週に2回くらいしました。それ以外の日は、街頭でB社の広告に出くわせば「やっぱり剃り残しがありますね」と言われるくらいのレベルで剃る事にしています。
2003/10/29(水)
 とあるFMラジオ局が無料でVISAのクレジットとEdyの電子マネー機能のついているカード会員を募集していました。さらに入会特典として、そのカードのEdyに入金ができ、さらにJR東日本のSuicaの残額もわかる「パソリ」までついてくるとの事でした。興味があったので、そのラジオを聞いた事もないのにもかかわらず入会しました。
 その「パソリ」が送られてきたので、早速使ってみました。それぞれの機能を使うのにアプリを入れなければならないのですが、Edy関係のアプリを使うには、JAVAの最新版が必要で、Suicaの残額表示をするには、.NET Frameworkがが必要とのことでした。ともにCD-ROMに入っていたので簡単にインストールできましたが、1つの読み取り機を使うのに、Webサービスで対抗している(?)両陣営のソフトをそれぞれ入れなければならない、というのはちょっと奇妙でした。
 今後、このようなICカードを使ったサービスは色々と増えていくと思われます。その度に新たなミドルウェアを入れるのも面倒なので、なるべく分かりやすい形にして欲しいものですが、いろいろなしがらみとかあって難しいのでしょうか。
2003/10/28(火) 野球見物日誌を更新しました。
 「ブラウザの中で別のアプリケーションを開く」という技術に関して、Microsoftが特許権侵害で訴えられ、その結果、これまで通りにFLASHなどを使ったページを、特許侵害問題対策を施したIEで表示しようとすると、ダイアログボックスが出るようになるそうです。
 確かに、この、ブラウザが自動的にFLASHやAcrobatReaderを開いてくれる機能は便利です。しかし、その反面、「見る人にとっては何の意味もない、無意味なアニメーションFALASH」や、「HTMLで表記しても何ら問題のない文字のみの文章をPDFファイルで表示」などが氾濫し、うっとおしい思いを少なからずさせられています。
 そういう意味では、今度の措置は有り難いと言えるかもしれません。HTMLやスクリプトを書き換えれる事によって対策は施せるそうですから、上記のようなサイトがなくなることはないでしょう。とはいえ、無意味にFLASHやPDFファイルを使っているページが少しでも減ってくれると個人的には助かります。
 今度は、「サイトを開くと自動的に音が出る仕組みは当社の特許だ」などと主張しだす企業が出てくるとありがたいのですが。
2003/10/27(月) 野球見物日誌を更新しました。
 しばらく前に、CLAMPの「X」の劇場版を見ました。現在18巻まで発行中で結末がまだ見えてこない作品を、強引に2時間に押し込んでしまったため、登場人物の個性や話の展開などはほとんどない、「意味不明な殺し合いアニメ」と化しています。特にすごいのは、漫画では「敵味方ながら心が通じ合う」という設定だった二人が、劇場版では出会った次の瞬間に殺し合いを始めるところでした。とにかく、最後まで意味のわからないまま殺し合いが続き、主人公が空しく生き残って話は終わり、エンディングテーマが流れます。演奏は、当時人気絶頂だったロックバンドです。
 今日、TVを見ていたら、政党広告が流れていました。小泉首相が耳障りのいい公約をいう中、そのアニメと同じ曲が流れていました。TV広告では強調されていませんが、周知のとおり自民党は「自衛隊のイラク派兵」を目指しています。その結果として行われるのは日本人も直接関わる「意味不明な殺し合い」なわけす。そういう点ではこの選曲は適切だったと言えるのかもしれません。もちろん、曲そのものや、演奏していたバンドにとってはいい迷惑な話でしょうが。
2003/10/26(日)
 隣町にジャスコの新しい店ができました。売場面積も広く、食料品売場は24時間営業と、かなり気合が入っています。そこのフードコーナーの一角に「はなまるうどん」がありました。以前新宿店に行った時は20分近く並ばされて、その事のほうが味よりも印象に残り、「たいした事はない」と思いました。しかし、今回はほとんど並ばずに食べる事ができました。すると確かに一括仕入れのチェーン店の割にはうどんもつゆもかなり美味く思いました。さすがは人気があるだけの事はある、と思っいました。
 同じものでも、並んで待って食べるのとそうでないのは味に関する認識も異なるようです。まあ、自分がかなりせっかちだという事なのでしょうね。
2003/10/25(土)
 日本テレビの「視聴率操作」が露見して、問題になっています。確かによろしくない事ですが、それに関する抗議の電話が300件もあった、などと聞くと別な意味で驚きます。おそらくは他局の批判報道に煽られたのでしょう。しかし、視聴率が数%操作されたところで、何か生活に困ったり、精神に傷を負ったりでもするのでしょうか。もっと他に怒るべき事があるように思うのですが。
 あと、以前から何回か書いている事ですが、安易な報道に煽られて、相手が反撃できない立場にあるために見ず知らずの人間に暴言にまみれた電話をするような非常識な人間の行動を「国民の怒り」みたいに報道するのも何とかしてほしいものです。
 もっとも、その程度の報道しかできないマスコミだから、視聴率操作をしたり、それをあたかも大事件であるかのように騒いで視聴者を煽ったりするのでしょうが。
2003/10/24(金) 野球見物日誌を更新しました。
 職場の近くの神社にイチョウの木が何本かあります。雄樹と雌樹があるので、秋になるとギンナンの実がなり、独特の異臭を発します。ところがある日、そのあたりを通りかかったら、ギンナンの異臭の代わりに、バター醤油のような匂いがしました。不思議に思いながら歩いていると、神社の脇にあるコーヒー店が豆を炒っていました。どうやら、その香りとギンナンの異臭が混ざったら、そのような匂いになったようです。匂いの混合というのもなかなか不思議なものです。
2003/10/23(木) 野球見物日誌を更新しました。
 パソコンを使っていてちょっと複雑な計算したいときは意外に困ります。電卓を持ってくるのは面倒です。Windows付属の電卓も、普段デスクトップに置くほどではないし、とはいえスタート→アクセサリで呼び出すのも手間です。ところが先日、Googleの検索窓に数式を打ち込むと計算結果を返す機能がある、という記事を見かけました。Googleの検索窓なら、いつもブラウザに表示されているので、呼び出す必要がありません。かなり重宝しそうです。それにしても、自分のパソコンではなく、ネットの向こうのサーバーに計算させたほうが手軽というのですから、面白い話です。
2003/10/22(水) 野球見物日誌を更新しました。
 ホテルニューオータニの本館に行きました。行きは四ッ谷駅から歩いたところ、上智大学側でなく、迎賓館側から行ったため、薄暗い未舗装の道を通るハメになりました。同じ道で帰るのはたまらないと、今度は永田町駅から地下鉄で帰ることにしました。
 ホテルのサイトを見ると、四ツ谷まで8分なのに対し、永田町まで3分と書いてあったので楽勝だと思ったのですが、ニューオータニの構内は迷宮のようで、建物から出るだけで10分くらいかかりました。そこから永田町駅の入口までは確かに3分くらいだったのですが、そこから有楽町線のホームまでまた5分以上歩きました(まあ、これはあらかじめ知っていましたが)。
 ちなみに、オータニの中を歩いたのは20時頃だったのですが、本館の渡り廊下から新館の出口に行くまで、店も閉まっており、人がほとんどいませんでした。特に新館の吹き抜けのエスカレーターを下る時などは、見渡す限り人の気配がなく、なんか異空間に迷い込んだような感じでした。そういう意味では、無難に四ッ谷駅に出なくて正解だったかも、などと思いました。
2003/10/21(火)
 職場で、外字登録用にキヤノンのTypeCraftというソフトを購入して使いました。特に複雑な作業の必要なソフトではないのに、どうやっても外字の登録ができません。かなりの時間を費やし、マニュアルもヘルプファイルも何度も読んだのですがダメです。どうしようもなくなり、ついに上司がキヤノンのサポートに電話したところ、あっさり「バグ」との返事が。XPとWindows2000のSP4ではパッチを当てないと外字登録ができないというのです。あまりのベタなオチに、脱力してしまいました。すぐ不具合と疑うのもどうかとは思いますが、せめてメーカーのサイトくらい見ておくべきだったと心底後悔した次第です。それにしてもこの問題に費やした時間を思うと、あまりにも空しい話でした。
2003/10/20(月) 漫画図書館を更新しました。
野球見物日誌を更新しました。
 総務省が「住基ネットは安全」という事を宣伝するために、アメリカのセキュリティ関係の会社に品川区の住基ネットで試験を行い、侵入できなかったと発表しました。どんな試験を行ったかわかりませんが、首都の人口の多い区なら、情報システムの体制がそれなりに充実しているのはある意味当然です。しかし住基ネットの特徴は全国でつながっているわけですから、侵入試験をするなら、情報システム体制がもっと整っていなさそうな自治体でやるべきではないでしょうか。
 あと、アメリカの企業に依頼したというのも興味深い話です。国内の企業には信頼に値する技術は期待できない、という事なのでしょうか。さんざん「IT立国」などと言っておきながら、結局自国の技術を信用していないということでしょうか。それとも、外交や軍事と同様で、「アメリカの属国としての『IT立国』という事なのでしょうか。
2003/10/19(日) 毒舌の間を更新しました。
野球見物日誌を更新しました。
 部屋の掃除をしました。不要物をまとめると意外に目立つのが夏に販促グッズとして配られた「うちわ」です。その時は、暑さと物珍しさもあり、つい受け取ってしまいます。しかし、実際に使う事はほとんどありません。しかも、いざ処分するとなると、可燃部分と不燃部分があり、ゴミとして分別するときに悩みます。こう考えると、役に立たない上に後々にまで迷惑がかかる物と言えるでしょう。これを教訓に、次の夏は、街頭で配る「うちわ」は受け取らないようにしよう、と決意をした次第です。
2003/10/18(土) 野球見物日誌を更新しました。
 道路公団の総裁の解任問題が紛糾しています。選挙向けのパフォーマンスのつもりで「解任」とか言ったら、道路で利権を得ている政治業者の名をバラすなどと開き直られて困っているようです。
 大きな利権問題は常に「政治業者・官僚・企業」がつるんで行われます。しかし、マスコミなどではよく「官僚の問題」みたいに問題をすりかえます。それに便乗して、本来は利権構造の一翼を担っている政治業者が「官僚と戦う」というポーズを取っている間に、自らの汚れを忘れてしまったのでしょうか。
 いずれにせよ、一度拳を振り上げたのですから、うやむやにされては困ります。ぜひとも藤井総裁に洗いざらい告白させるよう厳しく責めていただきたいものです。
2003/10/17(金) 野球見物日誌を更新しました。
 イラク派兵計画の詳細は選挙後の11月中旬に閣議決定するそうです。なぜその時期かとかと言うと、衆院選前に派遣内容を公表した場合、選挙の大きな争点に浮上する可能性が高いという政府の判断によるためだそうです。
 本来、選挙の争点などというものは、これまで行われた政治と、これから行われるだろう政治をもとに、有権者が決めるべきものです。ましてや、これは平和憲法を持つ日本が、毎日のように人が死んでいる地域に軍隊を派兵する、という重大な問題です。それを政府が「これはこちらで勝手に決めるから、選挙の投票材料にするな」と決め、マスコミもこのような重大な情報を他人事みたいに報じながら「マニフェスト選挙」などと見当違いの事を言っているわけです。
 子供の頃、日本は平和主義の民主国家と習った記憶があります。しかし、このまま進めばそれは完全に昔話となってしまうのでしょう。
2003/10/16(木)
 謝る時に「誠意」という言葉はよく使われます。これは相手の感情が判断基準になるので、いくら謝るほうが「誠意」を込めても、相手の怒りが収まらなければ「誠意」が伝わらない、という事になってしまいます。このような状態になると、「誠意」を伝えるのは大変です。
 ところが、その反対に「誠意」の無さを相手に伝えるのは簡単です。なぜ謝らなくてはいけないかを認識せずに機械的な「謝罪」をすれば、当事者でなくても、「これは誠意のない謝罪だな」というのが解ってしまいます。そして、さらにひんしゅくを買ってしまうわけです。先日、とあるところで、文字通り「誠意のかけらもない」謝罪を見る機会があったので、つとにそう思います。それにしても、相手の怒りを鎮めるというのは心身とも労力のいるものです。




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