15年くらい前のある少年漫画に「矢吹ジョーもどきと北島マヤもどきの夫婦」というパロディネタがありました。これまでそれを「ただ単に有名漫画キャラのパロディ」としか思っていませんでした。ところが先日「ガラスの仮面」を半分くらい一気読みする機会がありました。すると、月影先生の執念に近い指導の情熱や、才能を花開かせていた主人公がちょっとしたきっかけでスランプに陥って何もできなくなり、みすぼらしい興行（？）がきっかけで復活するくだりなどがやけに「あしたのジョー」とダブりました。そして初めて、冒頭の漫画の作者も筆者と同じことを感じて、そのような「夫婦」を描いたのだな、という事が今更になってわかりました。（隆）

　日テレでオールスターを見ていたら、読売びいきで悪名高い吉田アナウンサーが実況をつとめていました。とにかくパ・リーグ関係の知識のなさは、年に数回しか球場に行かない筆者以下。脳腫瘍を克服して復活したバファローズの盛田投手を「怪我を乗り越えて」と言ってみたり、マリーンズの小坂選手が守備についたら「セカンドはロッテオリオンズの小坂選手」と言ってみたり・・・。どうせそのような仕事をするなら、最初から「アナウンサー」などと名乗らず、「一介の読売ファン」とでも名乗ってほしいものです。（隆）

　かつらメーカーのテレビ広告を見ると、「毛髪無料診断」なるものを宣伝しています。以前から、「この診断で養毛できる事がわかったらかつらの売上が落ちるのではないか・・・」と他人事ながら心配（？）していました。しかし、先日これの体験談を本で読んだところ、「担当者が『受診者』の頭部をけなした後に、『かつらをつけた人たちの明るい人生』みたいなビデオを見せ、最後にかつらの料金表を見せる」という、診断を口実としたセールス活動である事がわかりました。そりゃまあ確かに、商売なのだから「客を集めて購買意欲をわかせる」というのは基本なのでしょうが・・・。ちょっと釈然としませんでした。（隆）

　マイクロソフトがWindowsXPでJAVAのサポートをしなくなる、というニュースを見ました。裁判の関係だか.NETを広めるための戦略だかわかりませんが、「需要のある機能を、バージョンアップに際して削除する」というのはちょっと信じられません。ぜひとも見直してほしいものです。（隆）

　前々から評判の悪かった、セリーグの新順位表記ですが、ついに勝数順位と勝率順位が同じチームがなくなってしまいました。途中経過の順位というものは、普通に考えて「優勝の可能性が高い順」でないと意味がないと思うのですが・・・。ただでさえ球団の財力によって戦力が偏る制度で辟易しているのに、このような経過すら楽しめない制度まで作ってくれるとは・・・。そこまでしてファンを減らしたいのか、と感心すらしてしまいます。（隆）

　仙台の病院での死亡事故について、被告が強く冤罪を主張しています。その真実について私は知る由もありませんが、仮に無罪が確定した場合、被告の氏名・顔写真・経歴などを本人に無許可で掲載した週刊誌などは相変わらずだんまりを決め込むのでしょうか。それにしても「病院の体制に不満をもらしていた」などというのが容疑の理由の一つだというのは、ひどい話です。漫画「デビルマン」の「この地域の連中は住民運動をするなど政府に逆らったから悪魔になる恐れがある、殺してしまえ」というセリフを連想してしまいました。（隆）

　先週・先々週と仕事がたてこみ、しかも土曜の午前も仕事をしながら代休はない「週休1.5日制」。加えてこの猛暑のため、疲れは思い切り蓄積します。土曜の午後は半ば夢遊病状態ですし、日曜に至っては、0時に寝て起きるのが14〜15時、そして21時頃にはまた眠くなります。つまり、起きているのは7時間だけ、という寝たきり状態。まあ、不眠症になるよりはずっとましかな、と思っています。（隆）