対戦日記

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2月23日(月)

 秋葉原で稽古。今日はなぜかジャッキーが少なく、しかも数少ないジャッキーも「エルボースピンキックから大ジャンプ攻撃」や「ローキックの連打」はしてこなかった。したがって、最近では珍しいくらい成績がよかった。
 最近、「起き上がり中段攻撃をガードして合掌ひねり」に凝っている(しかし、一年半近く鷹嵐だけ使いつづけて今更これかよ)。そして実戦でもたまに成功するのだが、過剰に意識してしまうのには困ったものだ。
 特に、2−0で勝っていて、相手の残り体力が「あと合掌ひねり1回分」というときに、立ちガードに成功したものの、間合いを間違えて投げスカりをしてしまい、それが尾を引いてそこから3本連取された、などという闘いをした時は、自分でも「目的と手段を取り違えている」とつくづく思った。
 まあ、そこそこ勝てれば、そのような失敗も尾を引かないのだが。やはり何はともあれ、「白星は最大の薬」といえよう。(とはいえ、通算成績はちょっと勝ち越したくらい。一年前なら「不本意な成績」の部類に入る星勘定なのだが)。

2月18日(水)

 秋葉原で稽古。最初の台で一回勝ったらリオン三人で何度も連コインをされた。それに勝ったため、数字の上では「6人抜き」をやった。とはいえ、調子がいいわけではなく、そのあとは相変わらずの冴えない結果が続いた。
 ただ、内容的には、手応えはあった。攻防ともにそこそこ満足のいく動きができたように思えた。また、結果のほうも、後のほうでは一応は白星を挙げることができた。
 ただ、相変わらず、下段をしつこく攻められたときの対策がうまくいっていない。おかげで、同じような負け方を何度も繰り返してしまう。まあ、「3」時代の「ちょっとした下段攻撃では倒れない」というのが染み付いている上に、tbになってからは稽古量が減っているのだから、仕方ないといえばしかたないのだが。
 あと、一度、「何かあると側転して距離を取るカゲ」との対戦があった。こちらも単純にはつっこめないので、ジリジリと間合いをつめて、技を出す、という闘いにならざるを得ない。間合いの取り方に神経を使うというのをやる機会はあまりないので、ちょっと新鮮さを感じた。たまには、こういう闘いも面白いか、と思った。

2月12日(木)

 前の日、渋谷で「3」をやった。ゲーセンのレベルは不明だが、そこそこ動けた。どうやら「3」の闘い方は体が覚えているらしい。
 で、一日明けて秋葉原で稽古。最初にジャッキー三人に乱入する。立ちあい、もろ手突っ張りに行こうとしたら肘を入れられる。脳裏にはtbになってから何度とも食らった「続いてスピンキック、それから大ジャンプ攻撃」が頭をよぎる。そして画面上ではまったく同じ光景が繰り返された。
 立ちあいにお互いが攻めあえば、こうなる事は十分解っている。さりとて立ちあいに立ちガードしたところで、その後の闘いが有利に展開するわけではない。比較的有効なのは露払いだが、続けてやれば読まれるし、だいたい足元ばかり狙うなんて相撲とは程遠い。
 というわけで、肘を出されたら困るのは解っているけれど、あえて正攻法でやり、肘が出た場合は、イメージ通りの攻撃を受ける、というのを繰り返している。
 もちろん、ムザムザと負けつづける気なのではない。ただ、「相撲でない立ちあい」でダメージを回避しつづけても、抜本的には解決できないと思っているのだ。自分が満足できる解決法にいきつくには、自分の闘いを続けるのが、辛いが最善の道だと思っている。

2月9日(月)

 最近、CPU相手に合掌ひねりを入れるのにこっている。目標はEDのリプレイを全部合掌ひねりにすることなのだが、なかなかうまくいかない。
 合掌ひねりは昨春に稽古量を減らした時期にうまく出ないようになってしまい、そのまま放っておいた。しかし最近、対戦台でCPU戦をやる機会が増えたこともあり、練習し直してみるか、と思った次第。まあ、とりあえずは立ちガード後に安定して入るくらいにはなればいいか、という程度。
 で、稽古のほうだが、相変わらず冴えない。闘っていて、自分の動きに違和感を感じるのだが、どのへんがおかしいのか自分でも思い出せない。なんか「アルジャーノンに花束を」の終盤入口の主人公のような心境になってしまった。とはいえ、稽古を続ける意欲はそれはど衰えてはいないのだが。

2月6日(金)

 秋葉原で久々に稽古した。久々に行ったら、それまで1階と地下に分散していたVFが、2階にまとめられていた。1階にコメガロ3台、という以前の配置が気に入っていたので、ちょっと残念だった。でもまあ同じ階にまとまっていたほうが分かりやすいといえば分かりやすい。
 結果は3勝6敗くらいで、しかも連勝は一度もできなかった。もちろん大いに不本意である。今日気になったのは、岩石ぶちかましをエスケープされた後反撃される、という事を何度も繰り返したこと。とにかく離れた時の攻撃パターンが単調すぎる。岩石ぶちかましに頼りすぎている。いくら有力な技でも読まれれば何の効果もない。
 それにしても勝負勘が冴えない。やはり稽古不足は大きい。これまでの「貯金」を活用しつつ、少ない稽古で効率的な成果を挙げねばなるまい。

2月1日(日)

 約10日間ぶりの稽古。ブランク(?)のためガタガタか?と不安だったが、やってみたらまあ昨年末並みの結果だった。つまり、普通に勝てない、という感じ。
 主にジェフリー相手だったのだが、立ちあい負けが多いのが気になった。後は相変わらずの下段攻撃対策の甘さ。一旦下段ガードが甘いと思われると、執拗に足元を狙われてしまうようだ。やはり下段攻撃にきちんと対処できないと苦しい。
 番数は大してこなさなかったが、最終戦では悔いの残る負け方をしてしまった。あと一撃入ったほうが勝つという状況で距離の離れた状態。そこでこちらはダッシュから岩石ぶちかましを狙いにいったのだが、相手の目前で出てしまい、そのまま下段攻撃を入れられて負けた。技を読まれて負けるのならともかく、技を置きに行って負けたのが情けない。ダッシュとは言え「待ち」的な感覚ではいけない、という教訓にはなった。もちろん、以前なら相手のここまでの闘いのパターンを読み、余裕を持ってダッシュ投げを入れられたのだろうが。  

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