第九章・背後に回られた時、回った時97.9.14
上級者のHPを見ていると、ダウンした相手を走り越えて、後ろにまわる、という高等技術が流行しているらしい。
しかし筆者の実力では縁のない話なので、ここでは書かない(書けない)。
本項では、相手に後ろにまわられた時の対策と、偶然相手の背後を取ったときの攻め方について述べる。
まず、相手に背後にまわられた時について。大きく二つに分ける事ができる。
一つは、ジェフリ−のバックスロ−・リオンの擺下尖転(股くぐり)・パイの燕風輪翔・カゲの順逆自在などのような投げとなっている技の場合。この場合、こちらの硬直は長い。
したがって、下手に反撃しようとすると、いつまでも背後攻撃を食らい続ける可能性がある。したがって、これらの技を食らった場合は、いちはやく向き直る事を考えるべきである。
一方、サラに起き上がり攻撃をム−ンサルトでスカされた時や、相手の回復が早くて四股蹴りを空振りしてしまった時。これらの場合は、比較的こちらも早く動けるようになるので、相手の動きによっては積極的に振り向き攻撃を出していきたい。
振り向き攻撃の中では、ダウンを奪える下段Pが一番普通だろう。蹴り技が有効でないのは、通常時と同じである。たまには上Pを交ぜるのも面白いかもしれない。
ただ、これに関しても相手の反応速度次第であり、相手によってはこの振り向き攻撃が間に合わない場合もある。もし、一度振り向き攻撃が失敗したら、その相手には、攻撃せずに向き直るべきだろう。ただ、やはり可能な限り、振り向き攻撃も狙ってはいきたいものだ。
なお、相手に背後を取られた時、キャラによっては、そのままダッシュして相手との距離を取る人もいる。しかし、鷹嵐の場合はこの方策はお勧めできない。なぜならば、一番足の遅い鷹嵐の場合、相手が追いかければ追いつかれてしまうからである。それに何より、「相手に背中を見せて
逃げる力士」などというものは見苦しすぎる。
なお、鷹嵐にも相手の背後を取る、という事も当然ながら存在する。一つは、起き上がりや相手の技の空振り時に偶然そうなってしまう場合。もう一つは、ラウや影などが技の流れの中などでわざと後ろを向いて振り向き攻撃を狙っている時である。
闘っている時に偶然背後を取れた時は、やはり背後投げを狙っていきたい。実際の相撲では、相手の背後を取った場合は背中を押して土俵の外に出すが、VFの場合、それに後ろ向きの相手に打撃技を出しても、相手の姿勢の関係でうまく当たらない場合も多いからだ。
相手も後ろ向きになってとまどっている場合が多いので、そのままダッシュで近寄って、投げ(吊り落とし)を出していく。なお、実際の相撲では吊り落としは背後攻撃ではない。念のため。
一方、カゲが急に後ろを向いた時やラウが連続技の最中に後ろを向いた時は注意が必要である。
これらの状態では、相手は技が早く出る状態だからだ。そして、鷹嵐からの攻撃では打ち勝つのは難しい。したがって、わざと背を見せられた時は一旦ガ−ドして、そこからの攻撃の切れ目に反撃せざるをえない。
とにかく、この二人の場合は、相手が背中を見せているからチャンス、と思ってはいけない。
次回はとりあえず「鷹嵐論」のまとめのような物をアップする予定ですが、とりあえずは、キャラ別攻略を全キャラ分書いてからになるでしょう。