独特の感覚で描かれた四コマ漫画。とくに爆笑するようなネタがあるわけではないが、なんとなく記憶に残るシリーズが多かった。
特に記憶に残るのは、「竹下登の勘違いシリーズ」。耳に入るあらゆる言葉を珍解釈してボケる三頭身の「竹下登」はとても好感の持てるキャラだった。消費税導入やリクルート疑獄などで「言語明瞭・意味不明瞭」な答弁を連発していたモデルの人物とは180度違っていた。
もう一人のレギュラーキャラ「スピーディーワンダー」も捨てがたい。名前の通り異常にスピーディーで、何か物事を始めると思ったら、すぐに終わってしまう、もちろん、元ネタとなったミュージシャンとは何ら関係は無い。
他にも、「擬人化家族シリーズ」という感じで、象やライオン、はてはストーブや冷蔵庫などが「家族」という設定で団らんを行うのだ。その属性をうまく生かしてギャグにする感覚は奇妙で笑えた。
なお、作者の前作である「クールミントと皆の衆」という作品も、ギャグセンスの豊かな作品として、あわせて記憶に残っている。
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