2005年08月16日

投打がかみあって4連勝

[ 野球 ]

 所沢のライオンズ対マリーンズは河原投手と渡辺俊介投手が先発。初回、先頭の小坂選手が三塁打を打ち、福浦選手の犠飛でマリーンズがあっさり先制します。さらに3回には先週火曜日の再登録から打率が5割を越えているパスクチ選手の6号ソロで追加点。パスクチ選手は今日も猛打賞でした。
 一方、渡辺俊投手は1回から2回にかけて中軸を三者連続三振という立ち上がりを見せますが、3回に犠飛で1点を返されます。しかし直後の4回、先頭で3試合連続4番に座っているサブロー選手の四球をあしがかりに、フランコ選手の安打と暴投で作った無死2・3塁から今江選手の適時打で1点を追加し、河原投手をKO。二番手で登板した三井投手に対し、これまで相性の悪かった李選手は外角低めの球を巧くあわせて右中間を抜く2点適時二塁打を放ちます。さらに7回にも1死1・3塁からエンドランのサインを出し、これに対してかなり外れた球を堀選手が倒れながらバットに当てると、その打球が1・2塁間を抜け、6点目が入りました。

 渡辺俊投手は、安打こそ打たれますが、1失点のまま終盤をむかえます。しかし8回、1死1塁から高校時代のチームメイトの小関選手(ちなみに当時は小関選手がエースで4番で渡辺俊投手は控え)を内野ゴロに打ち取りますが、小関選手の足が間一髪早く、併殺にできません。続くカブレラ選手に左中間に打ち込まれ、計3失点となり、またまた防御率を上げてしまいました。
 しかし、直後の9回表に橋本選手の適時二塁打などで2点を取ってダメ押し。その裏、1点を返されますが、最後は薮田投手が締めて、8対4で勝ちました。
 渡辺俊投手は自己最多の13勝目で、奪三振2桁も自己初。しかし、本人もヒーローインタビューで言っていましたが、三振が多いと失点も多いとの事。やはり本来の投球は「打たせて取る」なのでしょう。実際、9回中5回も先頭打者を安打で出し、他にも1死からの三塁打と二塁打も1本ずつ。本調子という感じではありませんが、要所で三振が取れた事と、ライオンズの攻撃が淡白だったのが大きかったのでしょうか。
 いずれにせよ、これで今月2度目の4連勝としました。観客数は2万1千9百人ほどでした。

 福岡のホークス対合併球団は斉藤投手とJP投手が先発。12連勝中の斉藤投手に対し、JP投手も5連勝中で、前回のホークス戦では完封していますが、初回に松中選手に2ランを打たれます。さらにホークスは中盤にも着実に追加点。一方、斉藤投手は失策で2点を失いますが、8回を自責点0で抑え、7対2でホークスが快勝。斉藤投手の連勝は13に伸びました。観客数は3万4千2百人ほどでした。
 東京ドームのファイターズ対イーグルスは立石投手と朝井投手が先発。初回に山崎選手の2ランでイーグルスが先制しますが、朝井投手は連続四球からセギノール選手の3ランを打たれ、1安打で3失点。その後もファイターズは中押し・ダメ押しと着実に追加点を挙げます。一方、イーグルス打線はファイターズ継投陣の前に初回の2ランだけに抑えられ、6対2でファイターズが勝利。2番手の武田投手が今季初勝利を挙げてます。観客数は1万9千1百人ほどでした。

 大阪ドームのタイガース対ベイスターズは井川投手と三浦投手が先発。4回の表裏に金城選手のソロと藤本選手の適時打で1点を取り合いますが、それ以外はともに安打こそ許しながら8回1失点に抑えます。そして、前回の甲子園での両投手の投げあい同様に延長戦に。ここでも両チームの継投陣が抑え、前回同様、1対1の引き分けになりました。なお、代打で5打数連続安打中の片岡選手は今日は四球でした。観客数は3万4千1百人ほどでした。
 広島のカープ対スワローズは大竹投手とガトームソン投手が先発。カープが2点リードした6回表に、大竹投手が暴投とボークを連発し、スワローズが追いつきます。しかし、その裏、二番手の河端投手を打ち込んだカープが3点を勝ち越し、その後は永川投手・ベイル投手のリレーで抑えたカープが6対3で勝っています。観客数は1万3千6百人ほどでした。
 ナゴヤドームのドラゴンズ対読売は山本昌投手と高橋尚投手の先発で読売が勝ったようです。観客数は3万8千3百人でした。また、試合中に照明が故障するという事故があったそうです。

2005年08月16日 23:18